岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』の番組イベント『ニッポン放送 オールナイトニッポン55周年記念 ナインティナインオールナイトニッポン歌謡祭』が、10月30日(日)に開催。岡村と矢部を中心に、ゆかりのある芸人やアーティストらが多数出演し、様々なプログラムを展開した。
オープニングで岡村と矢部は、歌謡祭らしく派手目な色合いの衣装を着て登場。番組イベントではおなじみとなっている反町隆史の楽曲『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』を歌い上げ、会場を盛り上げた。
最初に登場したアーティストは、来年9月に結成30周年を迎えるTRF。『BOY MEETS GIRL』『EZ DO DANCE』『survival dAnce 〜no no cry more〜』と、ヒット曲をだて続けに披露。『CRAZY GONNA CRAZY』では曲中に岡村が乱入し、SAMとのダンスバトルを繰り広げた。
続いて、お笑いコンビ・ジョイマンが得意のラップネタを。『シン・ジョイマン』という触れ込みで登場した2人は、通常のジョイマンとの違いについて聞かれると、特に考えていなかったようで、「……一生懸命やりました」と曖昧に答えていた。
さらに芸人枠は続き、番組では『カリスマボイストレーナー』のキャラクターでおなじみとなっている、ロバートの秋山竜次が。都か区かどちらが運営しているか気になるという歌詞の『TOKAKUKA』などを披露し笑いを誘った。
ここで、番組の名物企画『岡-1グランプリ』の準決勝を開催。審査委員長の岡村が、出場者の出し物を自身のサジ加減次第で採点していくというもので、常連であるお笑いコンビ・ミキの昴生のひとり漫才、ジョイマンの池谷和志扮するフィット竹村のネタに続き、亜生がSIAM SHADEの『1/3 の純情な感情』を熱唱。最後は西川貴教が参戦し、筋肉ネタのフリップ芸を披露した。
『矢部浩之SUPER LIVE』では、矢部がトロッコに乗って登場しシャ乱Qの楽曲『ズルい女』を披露すると、その後、バンド内に武田真治がサックスで参加していることが判明。
「時間がない」とあまり触れずに帰そうとするも、ノリのいい観客の反応に楽しくなった武田がなかなか帰ろうとせず、矢部が困惑する場面もあった。
石崎ひゅーい作によるソロデビュー曲『スタンドバイミー』では、武田に続くサプライズとして原口あきまさが。矢部と全く同じ衣装で登場し、得意のものまねで歌に乱入する形でコラボを飾った。
その後は、番組のスポンサーである高須クリニックの高須克弥院長が登場し、全員参加型のクイズ企画を展開。番組の人気コーナー『やべっちカレンダー』では、TRFのDJ KOOとともに、リスナーから届いたネタを紹介するなどして楽しんだ。
『岡村隆史SUPER LIVE』では、トロッコに乗った岡村がRATS&STARの楽曲『め組のひと』を披露する中、矢部のときと同様、武田がサックスで出演。トーク中では、30年前に出演したドラマについて岡村からイジられ武田が戸惑う場面もありつつ、続く楽曲では、岡村が大好きな中森明菜の『DESIRE -情熱-』を歌い上げた。
続いては、『オールナイトニッポン』のパーソナリティを長きに渡り担当し、5月に初めて番組にゲスト出演したT.M.Revolution・西川貴教のステージ。『HIGH PRESSURE』に続いて『HOT LIMIT』が披露されると、途中から『HOT LIMIT』のMVの衣装を着た矢部が登場し、ステージに参加。
そして最後にもう1曲、『WHITE BREATH』を熱唱。岡村と矢部がリクエストしたという3曲で会場を熱狂させた。
番組のエンディングテーマを歌っている若手バンドのネクライトーキーも出演し、『こんがらがった!』を演奏。そして、岡村と矢部が番組恒例であるお別れの挨拶「わーわーゆーております」「お時間です」「さようなら」の掛け合いで締めると、エンディングテーマの『明日にだって』を披露した。
これで終わりかと思いきや、最後に大物サプライズゲストが。誰が登場するのかという期待の中、会場のモニターで木梨憲武の登場が発表されると、会場が一気に沸いた。
ステージに登場した木梨は、岡村と矢部と3人でトーク。今回イベントに出演することになった経緯として、別番組の収録で会った際、矢部が「なんとかこのイベントに出ていただけませんか?」と交渉したところ、その場で「あ、いいよ!」と快諾してもらえたと説明した。
また、木梨から矢部に間違い電話が掛かってきたことがきっかけであったという話も。岡村が結婚を発表した際、朝6時からの『木梨の会』(TBSラジオ)の生放送中に木梨から電話が掛かってきたことも振り返り、早朝の電話に驚いたことを明かしていた。
トークが終わると、3人で木梨の楽曲『生きてるうちが花なんだぜ』を熱唱。木梨のコラボを果たし、『とんねるずのオールナイトニッポン』を聴いていた世代だという岡村と矢部は、感無量といった様子で感慨深い思いに浸っていた。
エンディングでは、出演者が勢ぞろいし各々感想を。最後は出演者全員で、矢部が大好きなGLAYの『HOWEVER』を熱唱。矢部が音程を外すところで全員がズッコけるという、お決まりの演出とともにラストを飾った。
そして、全員が退場。最後は岡村と矢部の2人が残り、再度「わーわーゆーております」「お時間です」「さようなら」の掛け合いをし、会場中が拍手に包まれる中、今度こそイベントを締めた。
このイベントの模様は、アーカイブ配信でも視聴することができ、配信チケットの販売期間は11月6日(日)23:59まで。詳細は、公式ホームページでチェックすることができる。
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