10月28日(金)深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週金曜27時~)が放送。小宮がプライベートで遭遇したファンとのエピソードを語った。
先日、妻と2人でラーメンを食べに行ったと語る小宮。訪れたラーメン店では4人席のテーブルに案内されたが、「混んでくると相席になるかもしれない」と店員に説明されたという。
小宮:相席だとバレるから、ちょっと嫌だな……と思っていたら、すぐに20代ぐらいの男性が座って。
相田:うん。
小宮:茶髪パーマでアシンメトリーな感じで。前髪を垂らしていて、服はちょっとチャラい系。
相田:うん。
小宮:その男性は1人なんだけど、『楽しみだな~』って言い出して。さらに『内装もいい雰囲気で……』って一人で“孤独のグルメ”をやり出したのよ。
相田:やってるね(笑)
小宮:『そういうタイプの人なのかな』と思いながら瓶ビールを頼んだら、彼も『僕も瓶ビール1本!』って注文して。
相田:ははははは(笑)
小宮:3人で来てるみたいになってさ……。でも気にせず、ラーメンを食べていたら、スープが跳ねて服にちょっとかかっちゃって。自分でね。
相田:うん。
小宮:そうしたら彼が『嫌ですよね、スープが跳ねて付いちゃうのは』って喋りかけてきたから、『ああ、結構しゃべりかけてくるタイプか』とか思って。僕はバレたくないから、リアクションを薄めに『うん』って言って。そうしたら、奥さんが『そうですよね。ありがとうございます、気をつかってくれて』みたいな。そうしたら、奥さんの方に喋りかけるわけよ。
相田:なるほどね。
小宮:『前掛けを頼みます?』とかいろいろ言ってきて。ちょっとナンパしてる感じもあって。奥さんのことを。
相田:うん。
小宮:『ガンガンくるな~』とか思っていたら、彼が『飲みます?』ってビールを差し出してきて。奥さんも『あっ、いいんですか?』みたいな。『ちょっと、やめなよ』と僕は思ったんだけど。
相田:うーん、なんかな~。確かに。
小宮:『乾杯しましょう! 乾杯!』みたいになったの。もし、このマインドの人が僕に気付いたら、もっとギアを上げてきてさ、『あれ!? 小宮さんだ!』ってなって、この距離の詰め方だったら、家に泊まりに来るよ。
相田:ははははは(笑)
小宮:だから、『やめろ、やめろ!』と思って(笑)。そうしたら彼が『三四郎の小宮さんですよね?』って。アイドリングトークで距離を縮めて、それを言いたかったのかなって。
相田:なるほどね。
小宮:テレビ見てます、みたいに言われたんだけど、奥さんのことを『今日、始めて会ったんですか? 2人は』って言われたの。
相田:え?
小宮:ファンだって言ってくれたけど、僕が結婚してるのを知らないってことはファンじゃないじゃん、と思って。
相田:確かに。
小宮:だから、『ありがとうございます』って言うぐらいにして、ラーメンを早めに食べて席を立ったの。帰りに奥さんに『ちょっと変な人だったな』って僕が言うと、奥さんは『いい人だったよ』って。『いやいや、ああやってビールとかをついで、キッカケを作って距離を縮めて……』みたいに言っちゃって。
相田:うん。
小宮:彼、ちょっと格好いい感じもあったからさ……。僕も『なんだよ』ってイライラしていたから。で、ちょっと後ろを向いたら彼が歩いていて。
相田:え?
小宮:『写真か何かかな?』と思って、ちょっと小走りしたら、あっちも小走りになって近寄って来て。
相田:うん。
小宮:あっちから『怖いですよね? 僕。後ろから歩いて来たら怖いですよね? 夜中だし。ちょっと先に行きます』って言って、(僕らを)抜いて、先にどこかに行ったの。
相田:そういうことだったんだね。
小宮:そう。奥さんにも『もうちょっと対応したらいいじゃん』って言われて、一悶着があって。確かに振り返ってみたら、危害はなかったんだよね。距離の詰め方がちょっと早すぎたって感じなだけで。『ちょっと悪いことをしたかな』って思って。『奥さんの言ってることも一理あるな』って反省しました。
積極的に話しかけてきた男性に、素っ気ない対応をしてしまったという小宮。妻からも「もうちょっと対応したら?」と言われたあと、「芸能人を見るのが初めてだったのかなって、ちょっと反省して。確かに、20代くらいで芸能人見たら興奮するよね」と思ったとのこと。
後日、ファン対応を自分なりに改め“俺は変わったぞ”というファンサービスを実践したそうだ。
番組情報
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