本日結婚報告したばかりのももいろクローバーZの高城れにが11月6日（日）、急きょ生放送となったニッポン放送のラジオ番組『ももいろクローバーZ 　ももクロくらぶxoxo』（毎週日曜22:00～）に出演。収録前にインタビューを実施し、結婚報告を終えての心境や今後の活動の意気込みなどを語った。

ももいろクローバーZ・高城れに

番組は「今放送を聴いてくれている皆さんは、いろんな思いを抱いていると思います……」と高城の緊張が滲む声でスタートし、改めて「私、高城れには北海道日本ハムファイターズの宇佐見真吾選手と結婚することになりました！」と報告。昼の結婚報告まで「モノノフにどう思われるだろうか…」と不安を抱いていたそうだが、温かいコメントが多数寄せられ「結婚しても子供ができても、ももクロの活動ができるようにと言っていた夢に1つ近づいた気がします！ 幸せな気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

ももいろクローバーZ・高城れに、ニッポン放送・吉田尚記アナウンサー

そんな高城を祝おうと、モノノフの中でも“タカノフ”（高城のファン）でお馴染み・吉田尚記アナウンサーが正装し、紫の花束を持ってスタジオに登場。「結婚はプラスにしか感じない。幸せのおすそわけ、ありがとうございます！」とファンを代表してお祝いの言葉を贈った。

ニッポン放送・吉田尚記アナウンサー、ももいろクローバーZ・高城れに

また、モノノフからもたくさんのお祝いメッセージが。「結婚しても、ももクロを続けてくれてありがとう！」というお便りに「やめろって言われてもやめないつもりでした！」と、結婚してもアイドル活動を続ける意思が固かったことを告白。さらに「結婚を報告した時のメンバーの反応は？」という質問には、楽屋を4人だけの空間にしてもらい、伝えた際に「れにちゃんが一番だったね、本当におめでとう！」と言われ泣いてしまったという秘話が明かされた。

そのほか「結婚式でももクロちゃんの曲を使うと言っていましたが、どの曲を使いますか？」には「笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜」と「everyday れにちゃん」を挙げ、「結婚したら、嫌でもeveryday れにちゃんになりますからね（笑）」とお茶目に語ったり、「思い出の曲はありますか？」に井上苑子の「and I...」を紹介したり、「プロポーズの言葉は？」には「本当にストレートに“好きです。結婚してください。この先も一緒にいてください”でした」など、夫婦に関するエピソードをたっぷりと語っていた。

ももいろクローバーZ・高城れに

【生放送前インタビュー】

ニッポン放送 NEWS ONLINEでは、生放送直前の高城を直撃。現在の心境を聞いた。

――この後、『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』でも結婚報告をすることになります。今の心境は？

高城：今日を迎えるまでずっと緊張していたのですが、お昼にYouTubeチャンネルを通じて報告してから、本当にたくさんの方からお祝いのコメントをいただきました。芸能界の大先輩である笑福亭鶴瓶さんが『笑福亭鶴瓶　日曜日のそれ』（ニッポン放送、毎週日曜16：00～）内で話してくださったり、私のInstagramにコメントをくださったり…...本当に幸せいっぱいです！

――ファンの方のお祝いコメントもすごかったですね。Twitterのトレンドを独占していました。

高城：私は一応アイドルなので......炎上する覚悟を持って発表させてもらったのですが、「結婚してもずっとれにちゃん推しだよ！」や「アイドルが結婚するという道を切り開いてくれてありがとう」などポジティブなコメントばかりで正直驚きました。私たちが昔から言い続けている「子供を産んでもももクロでいたい」という願いに確実に近づいていて、本当に嬉しく思います。

――モノノフは本当に温かいファンばかりですね。

高城：私が阪神タイガースを推している関係で「さとてる（佐藤輝明選手）さんとはどうなんだ～」という声もありましたが（笑）。モノノフを公言している石川柊太選手との2ショット写真をInstagramに上げてくださって、そこに「球界のモノノフは心から祝福しています」と文章も添えてあり、そこでもモノノフの温かさを感じました。

――先週の放送で「人生のパートナーができたら、こんな呼び方をしたい、されたい」という話題で盛り上がりました。実際どんな呼び方をされていますか？

高城：「うた」。最初は「うーたん」「うーぴょん」とか呼んでいたのですが、それがだんだん進化していって「うた」となりました（笑）。あっちからは、最近までは「れにちゃん」と呼ばれていたのですが「結婚するのにちゃん付けはどうなの？」という話になり、今は「れに」と呼ばれています。

――放送では「お前」「ねえ」と呼ばれるのは苦手だと言っていましたね。

高城：「絶対に“お前”とか“ねえ”って呼ばないでね！」とは伝えてあります（笑）

――その他に、結婚するにあたって2人で決めていることはありますか？

高城：「喧嘩をしてもお互い意地を張らないですぐに謝る」「自分のことは自分でやる」。私はアイドル活動を続けますし、彼は野球選手としてもっと強くならなきゃいけない。お互いがお互いの活動を頑張りながら、どちらか一方ではなくお互い支え合おうと話しました。

――来年のバレイベでは、新しい高城さんをモノノフリスナーに見せられそうですね。

高城：結婚しようがしまいが、ももクロに対する思い・向上心が変わるわけではないので、つねに全力でというスタンスは変えずに、頑張っていこうと思います。

――ニッポン放送には『ショウアップナイター』という野球中継もあります。高城さんもチームショウアップのメンバーということで、ご主人の宇佐見選手の素敵なところをニッポン放送リスナーにアピールをお願いします。

高城：彼は優しさの塊のような人。私は1人っこなのでワガママなところがあるのですが、全部受け止めてくれて、悩みがあったら「全部俺が受け止めるから」と言ってくれるので、一緒にいて本当に安心できる方です。また、1つ1つに対する丁寧さ、周りの人に対する感謝の気持ちがプレイにも出ていると思います。ピッチャーの方が投げた後に、砂を払ってキレイにしてあげる心遣いもステキ。チームメイト思いだなと思っています。

――これからのラジオでは、夫婦のエピソードを聞けるようになるのでしょうか。

高城：アイドルをしながら結婚するというのは、なかなかないことだと思います。その前例として、私がこのラジオを通じて皆さんにアイドルの夫婦生活を伝えていきたいと思います。