キャスターの辛坊治郎が12月15日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。日本時間・18日深夜(19日未明)に行われるサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会決勝の前日18日夜に人気テレビ番組が目白押しとなっていることについて触れ、「久々に『テレビ復権』の日になるかもしれない」と指摘した。
サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会準決勝の残り1試合が15日午前4時(日本時間)から行われ、前大会優勝のフランスがモロッコを2-0で下した。モロッコ航空はフランス戦のためカタールの首都ドーハ行きを約30便増便するとしていたが、カタール側の規制で増便は中止になった。それでもスタジアムの9割以上をモロッコのサポーターが埋めた。決勝は日本時間・18日深夜24時(19日午前0時)から行われ、ともに3度目の優勝を懸けてフランスとアルゼンチンが戦う。
辛坊)W杯決勝は地上波ではNHKで生中継されます。ちなみに、W杯決勝の前日18日は日曜です。この日夜には、「M-1グランプリ2022」(ABCテレビ・テレビ朝日系)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回(NHK)の放送があります。18日から19日にかけては夜中、テレビを見ていないといけなくなりますね。今、テレビを見る人がこれだけ少なくなった中で、久々に「テレビ復権の日」になるかもしれません。
ただ今回のW杯に関しては、全試合を日本国民に届けているのはインターネット放送「ABEMA(アベマ)」であり、メディア界の勢力図が変化していることを痛烈に印象づけています。2022年は日本のメディア史にとって大きな転換点として記録されるのではないかと感じています。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)