2月18日（土）、俳優で歌手の菅田将暉が深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の55周年を記念した特別番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・21時～23時）に生出演。14日に東京・日本武道館で行われたライブ「菅田将暉 LIVE TOUR “クワイエットジャーニー”」の秘話を語った。

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番組中盤、近況報告として武道館ライブの話題を切り出すと、「自分がメインで武道館で、なんか不思議な感じでした。景色といい状況といい……」「ありがたい限りでした」と振り返ってしみじみ。

菅田は2017年から5年間にわたって「オールナイトニッポン」の月曜パーソナリティを担当。その中で、音楽ユニットのCreepy Nutsや、お笑いコンビのアルコ&ピースとの交流が生まれたが、武道館ライブのサプライズゲストとして彼らが登場した。

「ニュースにもなっていたので知っている人もいると思いますが、ライブ途中（コントとして、）アルコ&ピースの平子さんによる歌唱指導がありまして（笑）。僕が『見たこともない景色』を歌い始めたところで、“平子先生”が止めに入り、お客さんを巻き込んで歌唱指導したんです。

もう、めちゃくちゃ盛り上がって、本当に凄かったんですよ！ いやぁ……あんなことになるんですね。やって良かった。本当に感動しましたもん。平子先生の歌唱指導でブワーっと盛り上がった流れで、再度、『見たこともない景色』を歌ったんですけど、そこからの出だし、歌えなかった！ 歓声が凄すぎて。

ライブではイヤモニをしているから、外の音は基本的に聞こえないようになっているけど、それを突き破るくらいの歓声だったんです。『見たこともない景色って、こういうことなんだな……』と。マジで涙が出るかと思った。あんなことになるとは。ありがとうございました。

平子さんの登場は、ラジオきっかけのノリなんですよ。だから、“ラジオを聞いている人だけのお楽しみ”ということで、以前は細々と、僕のライブの幕間映像に登場してくれていたのに。平子さんが登場しただけで、その日一番の盛り上がりだった（笑）

実はライブに、同じ事務所の先輩・松坂桃李くんも見に来てくれていたらしいんです。直接言われた話ではないんですが、桃李くんも一番感動したのはその部分だったとか。その時の現象、平子先生の立ち振る舞いなどについて、『これはステージに立つ人間として器が違う』と。

熱いライブでした。ありがとうございました！」

また、武道館ライブのアンコールで登場したCreepy Nutsについて、「これは本当に素直な感想ですが、ステージ上のCreepy Nutsの頼もしさたるや！」と称賛。コラボ曲「サントラ」を披露したが、コロナ禍の影響でライブでは初歌唱だったことから、菅田は「やれて良かった、やっと」と回想。

「オールナイトニッポン」を卒業した後も、予想以上に“ラジオのノリ”をファンが楽しんでくれたことに、「本当にラジオで積み上がったものですよね」と感慨深げに語った。