3月9日(木)、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「オールナイトニッポンPodcast アンガールズのジャンピン」(ニッポン放送PODCASTSTATIONほか・毎週木曜日配信)が配信。2日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日系)に出演した田中が、そこで起こったハプニングを明かした。
当初、同番組では『井森美幸大好き芸人』を放送する予定だったが、リーダーの南海キャンディーズ・山里亮太が体調不良となり収録が中止に。ところが、出演者の1人である麒麟・川島明が「せっかく集まったんだから、何かやりませんか?」とプロデューサーに提案したことで、急遽内容を変更して収録することになったという。
田中:とりあえず、「『急にバラされた芸人』でもいいからやりましょう」みたいなことになったのよ。
山根:(川島さん)すごいプレゼン力だね。さすが、やっぱ帯をやってるよね。
田中:そうなのよ! そりゃ、川島さん、仕事来るわ。
山根:くるよね。
田中:でも、俺らも、急に言われて「え? どうすんの?」みたいな。
山根:何をやるのかは決まってないのね。
田中:よく『アメトーーク!』って『立ちトーーク』をやるじゃない。(※その場でフリートークを繰り広げる企画)『立ちトーーク』って、本当にアドリブでやってるけど、一応は『立ちトーーク』に出るのはわかってるから、濃いめのエピソードを3、4個は持ってるのよ。
山根:だから、全部決まってるわけじゃないけど、準備しといてっていうのはあるよね。
田中:あるけど、全くのさらで『アメトーーク!』に出るのは初めてで。正直ビビったんだけど、俺のプロポーズの話とかを膨らましてるときにさ、「芸能界で、今まで会った中で一番うれしいってなった人いる?」って展開になったのよ。
山根:うん。
田中:で、俺は木村拓哉さんに憧れてたじゃない。その頃、キムタクのドラマを全部見てたから、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のステージ横で初めて木村さんに会ったときに、「俺のこと、知ってるのかな?」と思ったら、木村さんがちょっと近くに寄ってきてくれて、無言で「ジャンガジャンガ」の動きをやってくれて、すごくうれしかったって話をしたのよ。
山根:うんうん。
田中:「いいね〜」みたいな話になって、で、順番にそれぞれ話をしていったのよ。そしたら、蛍原(徹)さんがまた「田中、ある?」って言ってきたのよ。
山根:ええ!? どんくさ司会者だなぁ(笑)。
田中:蛍原さん、俺に話を振ったのを忘れててさ(笑)。俺、2周目がくると思ってなかったから、ただでさえ何も用意してないのに、ゼロの瞬間になって。テレビの収録で、こんな状況になったのが久々で!
山根:どういうことかわかんないもんね。ボケなのか?
田中:で、前に山根が「瀬戸朝香さんを見たときにグッときた」って話をしてたじゃない。『ジャングルTV 〜タモリの法則〜』(TBS系)で、俺らがエキストラに出てたときに、女優さんというものに一番グッときたって話を山根がよくしてたから、その話をいただいちゃおうと思って、「瀬戸朝香さん」って言ったのよ。
山根:ああ〜。
田中:で、「え? なんで?」って聞かれて、「え〜と、だから」って、俺のエピソードじゃないからさ、「え〜っと、なんか、エキストラで……なんでしたっけ?」みたいになって、まず山根の話って言おうと思ったけど、途中で話すのも変になるから、「蛍原さん、俺2周目ないですよ!」って言って、なんとか突破したんだけど。恥かいてさ……。
山根:何だったんだろう(笑)。天然で間違えてたのかな?
田中:それでもバシッと返したかったからさ……。
その日は、『せっかく集まったから何か撮りましょうよ芸人』というテーマで急遽収録することになったが、MCの蛍原から二度も同じ話題を振られて戸惑ってしまったという田中。この思いがけない展開に、「蛍原さん、時々狂気を感じる時あるもんね。こわい(笑)。何考えてるかわかんないときある」と山根も共感していた。
番組情報
アンガールズの2人が、人間界の生活で思ったこと・感じたこと・言いたいことを自由にしゃべります!怒らないでください、いじめないでください!