3月16日(木)、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「オールナイトニッポンPodcast アンガールズのジャンピン」(ニッポン放送PODCASTSTATIONほか・毎週木曜日配信)が配信。山根が、家庭内での悩みを明かした。
3月12日に開幕したオールナイトニッポン55周年記念公演『明るい夜に出かけて』に出演中の山根。稽古中は拘束時間が長く、家族と過ごす時間がなかなか取れなかったそうで、家庭での役割に試行錯誤しているという。
山根:家でできることは、朝、晩御飯の準備をしてきたり、普段だったら家に帰ってできることを稽古の前にやったりとか。で、帰ってからも奥さんのストレスが溜まるからさ。家のことを奥さんがしないといけなくなるから。
田中:その時期だけは、ちょっと任せるしかないよね。
山根:子供のこととか、お風呂、寝かしつけ、ご飯を一緒に食べるとか、宿題を見るとかで、やっぱり(舞台関係者の)どの人に聞いても、奥さんの不満が溜まってきてさ、家での居心地が悪くなってくるのよ。
田中:男性出演者の?
山根:今回、出演者に既婚者はいないんだけど。でも、演出の人とか作家さんは、過去2回(舞台を)経験して、2人とも「家、大変ですよね」って話で盛り上がれるのよ。
田中:あるあるなんだね!
山根:お子さんもいたりするから。
田中:それは、物理的にもうしょうがないところもあるけど。
山根:だから、帰ってきた時に奥さんとおしゃべりをするとかさ。「今日どうだった?」っていう確認だったり。そういうことをしながら、ガス抜きもしてもらって、乗り切ったりもしてるんだけど。みんな(舞台に)出るって決まったら、それは誰が悪いとかじゃなしに、頑張ってやるじゃん。
田中:そうね。
山根:で、この間も、朝に娘とちょこっと会えたりもするんだけど、ロングで会う時間がないっていうので、「お家にいてよ」みたいな感じにもなるのよ。
田中:そうか。悲しいね。
山根:俺がいるときに娘が玄関まで来て、「じゃあ行ってくるね」って言って。(娘は)「頑張ってね」って言ってるんだけど、実は「玄関でシクシク泣いてたよ」みたいなことを奥さんからLINEで教えてもらってさ。
田中:可愛いなぁ。
山根:「泣いてんだ……」って思いながら。でも、お仕事だからしょうがないんだっていう話もしてて、そういうのも経験してさ。でも、奥さんの息抜き、気分転換みたいなのも、会話が重要じゃない。
田中:それは大事ですよ。
山根:で、家にいるときに、家の仕事をすごいすると。昨日は会話も楽しくて、「やって」って言われることもやりまして、溜まってる封筒をチェックしていらないものは捨てて。で、指を封筒のやつで切っちゃってさ、「痛〜」って言ったら、(奥さんが)「大丈夫?」って来てくれて、「この絆創膏で貼ったら、痛くないらしいんだよ」って、絆創膏のサイズがちょっと大きかったから、指に合うサイズに切ってくれて。普段は俺のことを何もしてくれない奥さんが、こんなことまでやってくれてる、これはすごいと!
田中:いいですね!
山根:「これで稽古に集中できる」と思って家を出てきたら、ここに来るまでに電話がかかってきて。なんだろうと思ったら、「しっかりやってくれる? 食洗機が詰まりすぎて、全然洗えてないんだけど!」みたいなLINEが入ってて。全然ガス抜きできてないわと思って……。
舞台期間中、限られた時間でも家族とコミュニケーションを取るために奮闘していたという山根。ところが、家事でうっかりミスをしてしまい、妻から注意されたことを反省していた。
番組情報
アンガールズの2人が、人間界の生活で思ったこと・感じたこと・言いたいことを自由にしゃべります!怒らないでください、いじめないでください!