4月9日に放送された『鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に、元千葉ロッテマリーンズの捕手でニッポン放送ショウアップナイター解説者の里崎智也がスタジオに登場した。
鶴瓶たっての希望で実現した今回の共演。「今、里崎さん必要ちゃう?」と、今や野球解説者として引っ張りだこの里崎に今だからこそ聞きたい、WBCやこれからのプロ野球のペナントレースについてトークを展開した。
収録時点ではメジャーリーグの開幕戦直後だったことから、話題は大谷翔平選手の開幕戦での活躍とエンゼルスの采配に。大谷は、6回を投げて2安打無失点、10奪三振の好投を見せたが、降板後に逆転されてエンゼルスは敗北。この開幕戦を観たという鶴瓶が「もっと投げさせていれば勝てたのでは」と話すと、里崎は「それが、『日本的な考え方』と『アメリカ的な考え方』の違いなんですよ」と解説。
曰く、日本の考えるシーズンの試合運びは『開幕から全力疾走。バテたら練習が足りない!』なのだが、アメリカは『ワールドシリーズにチームを最高潮な状態へ持っていく』ので無理をさせない考え方だという。「ボビーもそういう考え方だったんですよ」と、自身が千葉ロッテ時代にボビー・バレンタイン監督の元でプレーした経験も交えながら語り、「日本は“逃げ馬”、アメリカは“追い込み馬”」と例えた。
里崎の解説を受けて、開幕戦後のインタビューでの大谷翔平選手の「まだ、開幕戦」というコメントに対しても納得がいった様子の鶴瓶。改めて里崎の経験の豊富さと、解説の説得力を感じた。
番組情報
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