6月27日(火)深夜、アーティストのあのがパーソナリティを務めるラジオ番組「あののオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~)に、南海キャンディーズ・山里亮太がゲスト出演。山里があのに脱帽したという共演エピソードを明かした。
山里が司会を務めたバラエティー番組『新shock感』(テレビ東京系)、その前身番組『ほぼほぼ』にも出演し、2016年からの付き合いになるというあの。同番組で、あのは山里から厳しく叱られることも多かったそうだが、それには山里なりの“ある理由”があったと告白した。
あの:『ほぼほぼ』のときから、本当に、ぼくにだけ特に(当たりが)強かったと思う。他のアイドルには言わないのに、ぼくにだけすごい。他にも突拍子もないキャラの人たちがいっぱいいたのに。
山里:いっぱいいたよ、変わった子たちが!
あの:ぼくにだけだ。……好きだったんですか(笑)?
山里:……中学生じゃないんだからさ。40のおじさんがね、好きだからって理由だけで厳しくしないでしょ。
あの:まだご結婚されてないときだったから。好きで意地悪しちゃったってことですか?
山里:ただ、あながち、それは当たらずとも遠からずで……。
あの:え! キモい(笑)!!
山里:違うよ、あのちゃん! いろいろなアイドルの方が来るなかで、芸人として「あ、この人はすごいな! いいな」と感じることがあるわけですよ。
あの:はい。
山里:これは絶対面白くなるし、「この子に振ったらオチるな」「確実にこうしてくれる」って人を見つけると、芸人は “番組として好きになる”というか。
あの:へぇ〜。
山里:かつ、あのちゃんは、実はちゃんとしてるところは、ちゃんとしてたからね。
あの:もっと褒めてください(笑)!
山里:実はバラエティでは、ディレクターさんがカンペでパッと指示を出すわけですよ。「あれ言って、これ言って」って。
あの:はい。
山里:あのカンペを“カンペと感じさせずに、自分の言葉にちょっと変えて言う”ってすごく能力が必要なの。
あの:え〜! そうなんですか!
山里:ディレクターから、芸人に「この方向性でつっかかって」って、あのちゃんのキャラクターに合わせた指示が出たときに、まんまカンペを読むんじゃなくて、数秒で意図を把握して、自分の言葉でおもしろコーティングしている姿を何回か見たときに、「この子とタッグを組んでいたら、ゆくゆくは自分の役に立つな」って(笑)
あの:あ〜、最悪! 今すごくいい話で、ぼく気持ち良かったのに、最悪じゃん!
山里:「戦力としていいな」って。
あの:結局、自分ですね。
山里:ご存知の通り、そうだよ。君のことを最強の武器だと思ってる。
『ほぼほぼ』『新shock感』の共演時から、あのの現場での“適応能力”を見抜いていたという山里。
そんな確信もあり、あのの楽曲『ちゅ、多様性。』のMVの出演オファーを受けた山里は、「あの頃に蒔いた種が、こんな大輪の花を咲かせるなんて!」と感激し、友情出演に至ったことを振り返っていた。
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番組情報
“あのちゃん”こと、歌手・アーティストの「あの」が火曜日のオールナイトニッポン0を担当! 饒舌圧巻のトークをしたり、しなかったり。歌ったり、歌わなかったりします。「敵を作らないようにする」ことが目標な番組です。