辛坊治郎が7月5日（水）、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』に出演。東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」海洋放出に、中国や韓国野党が反発していることについて「こういう時こそ、政治家にパフォーマンスが必要」と持論を述べた。

東京電力福島第1原子力発電所の敷地内に並ぶ処理水のタンク（奥）　＝2020年09月26日午前11時40分、福島県大熊町　写真提供：産経新聞社

『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』月～木曜日　15時30分～17時30分　生放送

国際原子力機関（IAEA）は4日、東京電力福島第一原発から出る放射性物質「トリチウム」を含んだ処理水の海洋放出
について、国際基準に適合するものだとする報告書を公表した。これに、中国や韓国野党が反発している。

この問題について辛坊は、トリチウムを含む水はどの原発からも運転中に排出されることや、原発における水の役割、必要性について解説。続けて「こういう時こそ、政治家にパフォーマンスが必要なんだと思う」と切り出し、「全世界に安全だ！って主張するわけですから、私が原発担当の大臣なら、トリチウム水（処理水）を全世界のプレス（メディア）の前で飲みますね。安全なんだから。今こそ、こういう時こそパフォーマンスすべきなのに『いやぁ、ちょっと海水浴シーズンは避けた方がいい』って、逆に風評被害招くでしょう！？」と持論を展開。「安全だと主張するからには、やっぱりね、それを全世界に納得してもらう努力は必要」と指摘した。その上で「政治家は、そのため（パフォーマンス）にいるんだろ、あんたたち」と強調した。