キャスターの辛坊治郎が8月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。広告表示でよく目にする「満足度No.1」を巡り、「誘導すれば、いくらでも可能だ」と指摘した。

表示に景品表示法違反が認められたパンフレット＝2023年1月12日午後　写真提供：共同通信社

辛坊）夕刊フジ、私の気になった記事が4面に掲載されています。

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「根拠不明の『満足度No,1』表示　ご注意
商品を利用していない人も統計に　調査会社の悪質ぶり際立つ」

～『夕刊フジ』2023年8月8日発行分（4面）より

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辛坊）記事を読んでみます。

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「消費者庁は今年1月と6月、『満足度No.1』などと広告をしていた2社に、再発防止策などを求める命令を出した。うち1社には約6000万円の課徴金納付も命じた。この2社が根拠としたのはNEXER社の調査で、『イメージ調査』と呼ばれるインターネットを介する手法で行われていた。
日本マーケティング・リサーチ協会によると、『イメージ調査』は、それぞれの会社のサービスや商品に関して、利用の有無を問わないままに、印象を比較させて順位付けする方法。並び順を上にした選択肢が選ばれる傾向などを利用すれば、特定の商品が『No.1』を取れるよう回答を誘導することが可能になる。」

～『夕刊フジ』2023年8月8日発行分（4面）より

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辛坊）こうしたことは誘導すれば、いくらでも可能です。箔を付けるために、わざとインターネットの調査会社に依頼して宣伝していた会社が、消費者庁から怒られたという話です。手口を見ると、自分も引っかかっていると思えるところがあります。記事からは、そのからくりがよく分かります。