10月25日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が生放送。
21日に決勝が行われた「キングオブコント2023」で、過去最高得点を叩き出して王者となったサルゴリラを祝福するとともに、近年の「キングオブコント」の面白さについて分析した。
「サルゴリラ、おめでたいですね。文句なしのクオリティーだったと思います。サルゴリラとはそんなに仕事したこと無いんですけど、トリオ時代の“ジューシーズ”の頃から『面白い』と言われていて、いろんな人にずっと慕われている実力者ですよね。
あと、ニューヨークのYouTubeにサルゴリラが出ていたんだけど、フリートークが面白い!平場も強いから、ここからいろんな形で売れていくんじゃないかと思います。
僕がなぜジューシーズとそんなに仕事をしなかったかというと、“テレビディレクターあるある”のひとつで、他局で早い段階で若くて冠を持つと、『邪魔しちゃいけないな』と思って、仕事をお願いしないことがあるんです。ジューシーズはパンサーとかと『333 トリオさん』(テレビ朝日系)をやっていて、しかも加地さん(テレビ朝日のプロデューサー)のチームがやっていましたからね。
個人的に印象的だったコンビ・トリオは、ジグザグジギーとかファイヤーサンダーでした。僕はずっと『ワタナベお笑いNo.1決定戦』の審査員を3年ぐらいやっているけど、毎回、ファイヤーサンダーが面白い。全設定が面白いんですよ。なのに、キングオブコント決勝に上がってこれなかったのはなんでだろうな? と思っていたけど、今回は上がって、ネタをちゃんと評価されていたのはすごくうれしかったです。
今年もオープニング曲を梅田サイファーが担当しましたが、その前の年ぐらいから、キングオブコントに変なギミックが無くなって、オープニングからコント師をかっこよく見せる大会にどんどんなっていきましたよね。
全コントのレベルも上がって、スベった人も出てこないから、ちょっと今の『M-1』にどんどん近付いてるというか。だから、(決勝に)出ただけで仕事が増える大会になっていますよね」
また、近年の「キングオブコント」の決勝が全員面白く感じる理由について『準決勝でネタを2本やるようになったからではないか』と分析。そのため『ファーストステージの結果が、そのまま決勝を左右しているように感じる』と自論を展開。
なおこの日の放送では、佐久間が監修した舞台演劇番組イベント生配信ドラマ『あの夜であえたら』の舞台裏エピソードも披露。佐久間の“ジョジョ立ちパネル”裏話や、小道具の“月餅”を間違えて食べてしまったことを告白した。
番組情報
元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! フリーのテレビマン、45歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「メディアミックス ラジオ番組」です!
★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
~Spotifyをダウンロードすれば無料で聴くことができます(放送の翌日に最新エピソードを配信予定です)