11月2日(木)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、「憧れの人と話すときに緊張してしまう」という心理に共感した。
この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『今でも後悔していること』というテーマをピックアップして進行した。
リスナーから次々とエピソードが寄せられる中、「過去に放送していた『小倉久寛のオグラでオグラだ!』(ニッポン放送)のスタッフから『〇〇さんのお宅ですか?』と電話があり、ゲストの南野陽子と話せるチャンスが到来したが、緊張や戸惑いといった感情が脳内を駆け巡った結果、『間違い電話です』と言って電話を切ってしまった」という話を伊集院は紹介した。
本当は話したかったにも関わらず、いざというときに臆してしまうこの心理に、伊集院は共感。かつて自身が『伊集院光のOh!デカナイト』(ニッポン放送)を担当していた頃の経験も踏まえて語った。
伊集院:ちょっと分かるんだよね。『Oh!デカナイト』で、『ザ・ベースボールクイズ』という電話で参加するクイズのコーナーがあって、まぁ応募がすごいから、当選倍率も相当低いわけですよ。
安田美香(ホリプロ所属アナウンサー/番組日替わりパートナー):はい。
伊集院:電話オーディションっていうか、出演の承諾をもらうために、スタッフが(リスナーに)電話をかけるんですけど。そのときに、「やっぱりいいです」って言っちゃって、そのあとから、「あれ、まだできませんか?」って代表(の電話番号)にかけてくる子がいたりとか。
安田:へぇ~!
伊集院:よくあるのが……。(リスナーの)お母さんが出て、「塾に行ってるから……」って切っちゃったんだけど。そうすると、次の人に電話をかけるから(別なリスナーに)当選が決まっちゃって。
安田:あ~!
伊集院:それで塾から帰ってきたら、お母さんが、「そういえば……」って話し始めて。
安田:(笑)
伊集院:……みたいな。
安田:好きすぎて、逆に走っちゃうことはありますもんね。
伊集院:いや~これはちょっと分かるんだよね。自分の好きな番組に出るっていうときに、やっぱり緊張度高いじゃん。
安田:はい。
伊集院:自分がリスナーで聴いていて、(電話でつながった他のリスナーが)スターと話すのを「だらしないなぁ」とか思っちゃってる分、自分に(チャンスが)きたときに「ヤバいわ~」みたいな。
安田:そうか~、う~ん……(笑)
リスナーの後悔している出来事に対して、理解を示した伊集院。好きなラジオ番組に電話出演する際の緊張度の高さや、自分に自信がないなどの事情について語っていた。
さらに、番組中はリスナーから寄せられたお便りを次々と紹介。過去の自分の行動を後悔しているという話や、重要な場面で選択を間違えてしまった話など、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。