11月17日(金)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、五代目三遊亭円楽にまつわるエピソードを明かした。
この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『聞き間違い言い間違い見間違い』というテーマをピックアップして進行した。
リスナーが体験した言い間違いについてのお便りを読んだ伊集院は、五代目三遊亭円楽に関するエピソードを回想。歌手・尾崎豊(おざきゆたか)に関する、言い間違いを明かした。
伊集院:僕の師匠の亡くなった(六代目三遊亭)円楽の、先代の(五代目)円楽って、すごい豪快な人。豪快でプライド高く迫力のある人が、よく言い間違いをするの。
安田美香(ホリプロ所属アナウンサー/番組日替わりパートナー):はい。
伊集院:覚えてるのが、尾崎豊さんが亡くなったときだと思うんだけど、師匠を大勢集めて。僕も中にいました。「え~、尾崎トヨがな……」ってず~っと言ってるの。
安田:(笑)
伊集院:シャイな人だから。(弟子が)「師匠、トヨじゃないですよ! おばあちゃんじゃないんだから(笑)“ゆたか”ですよ~!」なんて言った日には、もう機嫌が悪くなっちゃうの。
安田:あ~……。
伊集院:でも、弟子としては、「このあと、出先でこの話をする可能性あるな」って思うわけ。だから訂正しなきゃならないんだけど、訂正すると怒るわけ。
安田:(笑)
伊集院:だから、サブリミナルに入るような感じで、「尾崎トヨがな……」(という言い間違いに対して伊集院が小声で)「……“ゆたか”ね」って。
安田:(笑)
伊集院:小さい声で「ゆたか」って言って直すっていう(笑)
直接的な指摘ができなかったため、サブリミナル効果で意識に刷り込ませることを狙ったという伊集院。こうした言い間違いはほかの場面でもよくあるが、親しい仲で意味が通じる場合は、わざわざ話を止めて正さなくてもいいかという考えもあるため、対処が相当難しいと話していた。
さらに、番組中はリスナーから寄せられたお便りを次々と紹介。人違いをして恥ずかしかった話や、漢字を読み間違えてしまった話など、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。