12月22日(金)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。伊集院が、学生時代に先生が言った印象的な言葉について語った。
この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『忘れられない先生』というテーマをピックアップして進行した。
リスナーが出会った先生にまつわる様々なお便りを読んでいく中、伊集院は、「40年前に先生が『読むのが上手』と褒めてくれたことが、今の活動に繋がっている」という内容を紹介。この話を受けて伊集院は、自身のことを褒めてくれた先生について語り始めた。
伊集院:授業で(物語の)音読をしたときに。お姫様か何かが、「私はどうすればいいのでございましょう?」って言うセリフがあったんだけど。
安田美香(ホリプロ所属アナウンサー/番組日替わりパートナー):はい。
伊集院:これが、なんか……すごく、ナヨナヨして言うべきだと思ったから、(普通の口調ではなく、ナヨナヨした口調で)「どうすればいいのでございましょう?」って読んだら……
安田:はい。
伊集院:クラス中に笑われたの。そしたら先生が、「これが正しいんだ!」って。「この読み方が正しいんだ!」って言ってくれたの。
安田:おぉ。
伊集院:いまだに、こういう(ラジオで)メールを読むのが好きだったりとか、もしかしたら落語家になったのとかも、(先生がこう言ってくれたのが)ちょっと効いてるっていう。
安田:(感心したように)はぁ~……。
伊集院:そうなんですよ。
音読を褒めてくれた先生の言葉が、少なからず今の仕事に繋がっていると話した伊集院。「先生がちょっと褒めるとか、ちょっと怒るっていうことは、(生徒に対して)結構な効き目があるから。先生は大変だね」と語り、先生の影響力の強さを改めて噛み締めていた。
番組内では、ほかにもたくさんのお便りを紹介。変わった発言をする先生や、何年経っても自分を覚えていてくれた先生など、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。
番組情報
伊集院光が『伊集院光のOh!デカナイト』以来、28年ぶりにニッポン放送の帯番組を担当!
火曜日~金曜日の夕方、リスナーからのメッセージを次々と紹介していく新番組『伊集院光のタネ』がスタート。
番組で募集したメールテーマがリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって、話題が樹木のように伸びていくような番組を目指します。