SUP・田口頼 この競技1本で食べられる人を増やす!

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7月29日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストは田口頼(20)
SUPを始めたのは、両親が出場した大会を見たことから。
主な成績は去年10月、第10回全日本SUP選手権大会RACE テクニカル&ディスタンスで優勝し、男子歴代最年少2冠達成。海外でも活躍中で、去年フランスで開催されたISA(国際サーフィン連盟)主催の世界選手権に相当する大会でテクニカルとディスタンスと国別団体で、 銅メダル。同年11 月にはICF(国際カヌー連盟)主催の世界選手権で団体テクニカルと団体ディスタンスで優勝。
現在、出身地の沖縄県を拠点にプロSUPアスリートとして活動中だ。

さらに金子ケニーも前回に引き続き出演。
全日本チャンピオンに4回輝き、2019年にハワイで開催された世界大会で日本選手として初の3位など輝かしい実績を残し、田口が幼い頃から憧れてきたレジェンド。
現在は、神奈川・葉山町を拠点に海と自然の素晴らしさをより多くの人に届ける活動に取り組んでいる。

SUP・田口頼 この競技1本で食べられる人を増やす!

今回は田口の趣味、そしてその思い描く未来像などを伺った。

荘口:田口選手。前回、漁師の家系と伺いました。最近も合間を縫って魚を獲ったりしていると仰っていましたけど、獲った魚は自分でさばいたりとかするんですか?

田口:もちろん自分で食べるんですけど、たいがいは売っていますね、漁師なんで。普段トレーニングとかもあるのであまり回数は行けないんですけど。

荘口:獲ってこの魚は自分で食べたいと思うくらいおいしい魚って、沖縄って本土と少し違うと思いますけど、どんな魚ですか?

田口:えっと、フエダイですかね。本州でもいると思うんですけど。シブダイとも言われます。あとはツチホゼリというちょっとマニアックなハタ科の魚になるんですけど、これは売りたくないくらいですね。

SUP・田口頼 この競技1本で食べられる人を増やす!

荘口:田口選手、これからの中長期の目標を教えてください。

田口:世界チャンピオンの連覇はもちろん、ユーロツアーの優勝、あとはレースだけじゃなくてSUPサーフィンという競技もありまして、採点基準とかはサーフィンと一緒でSUPで波に乗って点を競う、レースと違った競技も片手間にこなしています。そこで日本代表獲得を狙ったりしています。

金子:SUPサーフィンも、SUPのレースと同じくらいの歴史がある競技です。SUPはサーフィンが元になっている競技ですが、今はガチアスリート的な、サーフィンはしないけどみたいな選手が多い。でも頼はずっと昔から両方をやってきているので、SUPサーフィンの日本チャンピオン、世界で活躍することも夢ではないのかな、と思います。

荘口:では将来的な目標は?

田口:やっぱりこの競技も海も好きなので、この競技に出会えて自分の人生が一転したといっても過言ではないくらい影響を受けたので、もっともっといろんな人に知ってもらいたいです。そして、現在進行形でジュニアの育成をしていまして、ぼく自身がジュニアの頃からジュニアを育成したりとか、後進を育てるためにとにかくジュニアには声をかけてます。両親がジュニア向けに合宿を年末に開催したりとかもしてきているので。あとはやっぱり自分は海が大好きなので、ずっと海に関わっていきたいですし、この競技で食べられる人を増やしたいと思います。

荘口:リアルな話ですけど、まだまだSUP1本で食べられる人ってそんなにたくさんはいないですか?

田口:国内だと、ケニーさんに次いで自分くらい、この競技一本では、というのはあまりいない感じですね。ヨーロッパとかではいますけど、日本でもトップ10くらいまでがこの競技1本だけで食べてます、ってなったらカッコいいと思っています。

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