垣花正、羽鳥慎一、藤井貴彦、1994年にアナウンサーとなった同期3人によるニッポン放送の特別番組『垣花・羽鳥・藤井のフリーなラジオ』が12月10日（火）と13日（金）に放送される。先日ニッポン放送のスタジオで収録が行われた。

（左奥から）藤井貴彦、羽鳥慎一、垣花正

同じ年に就職活動をしていた3人。垣花は日本テレビを書類審査で落ちたにもかかわらず試験会場に押し掛けたといい、「2人がいた広い会場の奥で揉めていたのが僕です」と明かすと2人は「怖い！」と驚愕。しかし、その行動力を称えられると、垣花は「その日は泣きながら帰ったけど『30年後にこの2人と一緒に番組ができるよ』と当時の自分に教えてあげたい」と感慨深そうに語る。

テレビを主戦場とする羽鳥だが、ラジオ番組にゲスト出演する際、進行表や台本に記載されている情報量の少なさに毎回不安になるが、スタッフから「でぃじょうぶです」と言われるといい、ラジオスタッフ共通の特徴的な「大丈夫」の発音でスタジオは大盛り上がり。また、11月から自身初のレギュラーラジオ番組がスタートした藤井は、ラジオブース内の放送作家の笑い声、藤井曰く「笑いの効果音」に助けられていると話すなど、ラジオ特有の「あるある」話に花を咲かせる。

（左奥から）藤井貴彦、羽鳥慎一、垣花正

アナウンサーとしての最初の仕事、怒られた話、無茶ぶりだった仕事、先輩アナウンサーとのエピソードから、フリーになった理由、フリーになって変わったこと、すごいと思った共演者、スターのオーラの話まで、様々な話題で濃密なトークを展開。フリーになって必ず質問されるという収入の話では、藤井がフリーの先輩・羽鳥から贈られたという“模範解答”も披露される。

収録が「あっという間だった」と話す3人。全員が手ごたえを感じた様子で、「またやりたい」「毎月は多いけど半年に1回くらいがいいかな」と次回への期待を膨らませた。

『垣花・羽鳥・藤井のフリーなラジオ』は12月10日（火）、13日（金）の20時から放送。2夜合計で3時間40分、ノンストップでフリーに喋りまくる3人のこの番組でしか聴けないトークは必聴だ。