三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎がパーソナリティを務めるニッポン放送『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』(毎週日曜 21時40分~)のイベント「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2025 ~JUNGLE~」が、1月26日に横浜アリーナにて開催された。山下健二郎がオーガナイザーを務め6回目の開催となる「山フェス」。今回のサブタイトルは“JUNGLE”。ゲストに倖田來未、DA PUMP、PKCZ®、KAZ(GENERATIONS/数原龍友)、岩谷翔吾(THE RAMPAGE)、澤本夏輝(FANTASTICS)、BALLISTIK BOYZ、THE JET BOY BANGERZ、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)と様々なジャンルの出演者が垣根を越えて集まり、ここでしか見られないコラボ、バラエティー企画、チャレンジ企画など一夜限りの“唯一無二”のエンターテイメントショーを繰り広げ、来場した10,000人のリスナーを楽しませた。
オープニングアクトを務めたのは、4万8千人が参加したLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z」から誕生した10人組ダンス&ボーカルグループ THE JET BOY BANGERZ。「Jettin’」「TEN」「BOYS」の3曲を披露し、一気に会場をヒートアップさせた。
そしていよいよ本編がスタート。オープニングでは山下が、イベントビジュアルでも着用している探検家の衣装で、小型ジープに乗って登場。双眼鏡を覗きながらジャングルをさまよう演技を見せ、リスナーの笑いを誘った。
そんな探検家・山下の目的は、今は廃墟となっているが、かつては横浜アリーナだったこの場所に眠る“お宝”。他にも“お宝”を狙う輩がおり、彼らとライフルで戦う一幕を経て、ついに“お宝”にたどり着く。“お宝”を開けると、これまでの山フェスの歴史や、本日の豪華なゲストを紹介する映像が場内の大型ビジョンに流れた。
イベントサブタイトルとなった“JUNGLE”は、“様々なジャンルの出演者が垣根を越えて集まる”という意味を込めて山下が発案。それを示すかのように、映像が明けると山下、番組パートナーの岩谷翔吾(THE RAMPAGE)、澤本夏輝(FANTASTICS)、松井利樹(BALLISTIK BOYZ)による、グループの垣根を越えたダンスパフォーマンスがスタート。そして山下の「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents!山フェス2025!~JUNGLE~!」の雄たけびでイベントが幕を開けた。
あまりにも豪華すぎるゲストが集まることから「今日は笑い一切なしです!」と宣言する山下。そこに「じゃあ俺なんやねん!」とツッコみながら登場した唯一のお笑い枠ゲストのナダル。ナダルも探検家の恰好をしており、「なんか俺ひとりはしゃいでるみたいや!」と嘆く。そんなナダルは会場の熱量をさらに上げようと、観客にコール&レスポンスを要求。しかし「ナダル好きな人!?」というコールには、リスナーのレスポンスが小さく、「なんでや!」とツッコミをいれた。
最初のゲストアーティストは、すっかり「山フェス」お馴染みとなったBALLISTIK BOYZ。「SUMMER HYPE」「SAY IT」「360°」「ラストダンスにBYE BYE」 「Animal」「Meant To Be」の6曲を披露。LDHのグループらしいキレキレのダンスナンバーはもちろん、しっとりと聴かせる曲も。さらにアリーナ外周を回りファンサでうちわに応えるなど、リスナーとの交流を楽しむ場面も。他アーティストのファンも含め会場の全員が彼らの歌やダンスを楽しむ姿を目の当たりにしたリーダーの日髙竜太は「山フェス、やっぱ良いね。アットホームな感じ」としみじみと語った。
そんなBALLISTIK BOYZに呼び込まれ、続いてのゲスト・DA PUMPが登場。デビュー曲「Feelin' Good -It's PARADISE-」から始まり、3種類のダンスが入り混じることで話題となった「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」、ストリートダンスにフォーカスした「Dream on the street」、さらに山下とのコラボで「if…」を披露した。
このコラボは、山下の「どうしてもやりたい!」という強いリクエストから実現。思い入れのある楽曲を一緒に踊れただけでなく、ラップ部分では山下もマイクを持って歌い、「めちゃくちゃテンションが上がる! 20年前の僕に言いたいです。DA PUMPと『if…』でコラボできるぞと。感無量です。踊りながら、ウルっときてしまいました」と目を潤ませて感動をあらわにした。
アーティストライブはここで一旦休憩に入り、ここからは企画コーナーが続く。最初は、山下がBALLISTIK BOYZ、THE JET BOY BANGERZ、番組パートナーらLDH後輩グループとのコラボ企画。三代目 J SOUL BROTHERS の最新アルバム「ECHOES of DUALITY」に収録されている「DEVELOP」をTHE JET BOY BANGERZとダンス、「BLAZE」をBALLISTIK BOYZと歌唱ありで披露した。
そこに 再びナダルが登場し、各グループの力自慢とアームレスリングで対決するコーナーへ。ナダルは「芸能界一腕相撲が強い」と自負するだけあり、「筋トレが趣味」と言うBALLISTIK BOYZの日髙竜太や、THE JET BOY BANGERZの佐藤陽を瞬殺。しかし、会場からは「え~」と残念がる声が多数上がり、ナダルは「こんな空気になるなら、やらなきゃよかった」と肩を落とした。
続く企画「ミニゲーム対決」では、昨年の「山フェス」で大盛り上がりとなった「スーパードリームタッグマッチ」を再び行うことに。今回は「スーパードリームマッチ2025~JUNGLE~」と題し、チームBALLISTIK BOYZ(奥田力也、松井利樹、砂田将宏)、チームパートナー(岩谷、澤本、ナダル)、チーム健二郎(山下、DA PUMP TOMO・KIMI)に3チームに分かれ、2つのミニゲームに挑戦した。
アリーナ外周をまわりながら3つのミッションをこなしてのポイントとタイムを競う「勇気、根性、時の運!横アリジャングルツアー!」は、ミッションよりも外周を競歩で回らねばならないことが大変そうで、マイクを向けられたチームBALLISTIK BOYZの3人は「ライブより足パンパン(笑)!」と言って、外周徒歩の負担を訴えた。
この頑張りもあり「勇気、根性、時の運!横アリジャングルツアー!」はチームBALLISTIK BOYZに軍配。しかし、2つ目のゲーム「パンチングマシーン!」で82キロを出したチーム健二郎が優勝をかっさらい、「山フェスグッズの”ジャングル探検セット”と”ジャングルっぽい”フルーツの盛り合わせ」という豪華賞品をゲットした。
再びアーティストライブへと戻ると、PKCZ®が登場。「Put Your Hearts Up, Everybody Jump Up」「PLAY THAT」「T.O.K.Y.O.」で一気にPKCZ®ワールドへとリスナーを誘い会場を揺らす。さらに山下とコラボで「Rat-tat-tat」も披露した。
そしていよいよ、今回の「山フェス2025」における山下最大のチャレンジである、“山下健二郎楽曲”「SPOTLIGHT feat. PKCZ®」のLIVE初パフォーマンスへ。史上初となる山下健二郎名義でPKCZ®と共に制作したこの楽曲は、「山フェスに向けて曲を作って披露したい!」という構想からおよそ半年をかけて制作された“山下健二郎の上京物語”がテーマの曲、山下と同じく上京したばかりのタイミングから苦楽を共にしてきた後輩・白濱亜嵐と一緒に歌いあげる1曲が、EXILE MAKIDAI、DJ DARUMA、豪華トラックメーカーの力も加わり初披露された。
楽曲タイトルさながらにスポットライトに照らされながら歌った山下は、「気持ちいい~! ボーカルってこんな気持ちなんだね(笑)」と満面の笑み。さらに山下が上京したばかりの頃の話に花が咲く中、白濱から「当時、健二郎さんの家に遊びに行ったら、床が抜けた」などとっておきのエピソードも飛び出した。
続くGENERATIONSの数原龍友は、ソロ名義の“KAZ”として登場。数原はGENERATIONSでもボーカリストを務めているが、昨年末からソロでの歌唱活動も本格始動。「GENERATIONSとはまた少し違う角度で音楽を作っているので、これをきっかけに、曲を聞いてくれたら嬉しいです」とリスナーにメッセージを送り、「Beautiful Sunset」「Hush hush」「Pacific Love Memories」「F.L.L~4y~」「Love You More」「Go Your Way」としっとりとした歌声を会場に響かせた。
KAZは、LDHの中でも屈指の肉体派ということで、それを証明すべくナダルとのアームレスリングで挑むことに。しかし、そのKAZでさえナダルに完敗。KAZは「戦おうと思えないくらい強かった」と称えるも、またも会場の盛り上がりはイマイチとなり、ナダルは「これ、やらなあかんかったん?」と最後まで嘆きっぱなしだった。
トリを飾るゲストアーティストは、倖田來未。イベント唯一の女性出演者となった倖田は、「たまたま女の子が私だけだったから…」と言いつつも、6人の女性ダンサーと共に「POP DIVA」「キューティーハニー」「BUT」「WIND」「め組のひと」「Vroom」の6曲を披露し、パワフルかつセクシーな圧巻のパフォーマンスを見せ付けた。
自身のファン以外からも大きな声援が送られる山フェスならではのリスナーの温かさに触れた倖田が「WIND」歌唱中に涙を浮かべる場面も。また、山下とコラボした「め組のひと」では、一緒におなじみの“メッ!”のポーズを決めて、会場を大いに沸かせた。
イベントの盛り上がりも最高潮。勢いそのままのエンディングで、再び山下がDA PUMPとコラボして「U.S.A」を、さらに、オールキャストが登場し「WON’T BE LONG」を歌い、会場を1つにした。山下がイベントの感想を聞くと、「楽しかった!」と声を揃える出演者たち、ホストを務めた山下も同じで「最高やった!」と両手を広げてイベント成功を喜ぶ。キャストを送り出し、最後に、PKCZ®とパートナーと一緒にもう一度「SPOTLIGHT feat. PKCZ®」を歌い、集まった10,000人のリスナーに「本日は本当にありがとうございました! また会いましょう、バイバイ!」とメッセージを送り、一夜限りの“唯一無二”のエンターテイメントショーを締め括った。
さらに、山下以下全ての出演者降壇後に、場内の大型ビジョンで「SPOTLIGHT feat. PKCZ®」の配信リリース決定がサプライズ発表されると、リスナーから喜びの大歓声が上がった。
【公演概要】
■イベント名「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2025 ~JUNGLE~ 」
■開催日時:2025年1月26日(日)15:00 開場/16:00 開演
■会場:横浜アリーナ (神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目10番地)
■出演者:
山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS)、倖田來未、DA PUMP、PKCZ®、KAZ(GENERATIONS/数原龍友)、岩谷翔吾(THE RAMPAGE)、澤本夏輝(FANTASTICS)、BALLISTIK BOYZ、THE JET BOY BANGERZ、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)
■イベントHP:https://event.1242.com/events/yamafes2025/
■イベントハッシュタグ:#山フェス2025
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