このたびの「平成28 年熊本地震」におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
熊本地方を中心とするエリアでは、現在も多数の余震が続いており、多くの方々が避難を余儀なくされています。
ニッポン放送では、震災時での「ライフライン情報入手」はもちろんのこと、「被災者に最も寄り添うメディア」としてのラジオのニーズが高まっている一方で、震災後の全国的なラジオの品薄状況、特に被災地での入手困難な状況を受け、携帯ラジオ500台(東芝 TY-APR3-K ・ ソニー ICF-P26 〜 両機種ともワイドFM = FM補完放送※1 対応)を順次、支援提供することを決定いたしました。
尚、支援ラジオ500台は、現地の放送局である熊本放送(RKKラジオAM1197、FM91.4 ※2)を通じて、被災地に配布される予定です。
今後も、現在呼びかけを行っている『熊本地震義援金』など、引き続き支援を実施してまいります。
被災地の方々におかれましては、一日も早い復旧がなされますことを心よりお祈りいたします。
以上
※1 「ワイドFM(FM補完放送)」とは、AM(中波)放送局の放送エリアにおいて、災害対策や難聴対策のために従来のFM 放送用の周波数(76MHz~90MHz)に加えて、新たに割当てられた周波数(90.1MHz~95MHz)を用いてAM 番組を放送することです。
※2 熊本放送(RKK ラジオ)は、今年5月初旬の本放送を目指し、現在、本放送と同様の出力によるAM ラジオと同様の内容での試験放送を行っています。