北島三郎がオールナイトニッポンパーソナリティに初挑戦!
スペシャルゲストは武豊騎手!
9/9(金)午後10時~「北島三郎のオールナイトニッポンGOLD」
オールナイトニッポンは初挑戦の北島三郎。
芸道55周年を振り返るほか、8/14(日)に行われた「サマーカーニバルin知内」でのライブ音源もオンエア。
昨日29(月)番組の収録が行われ、北島三郎と武豊騎手が収録後、会見を行った。
北島三郎)初めてオールナイトニッポンに出させてもらって、若い人がよくお聴きになる番組ですから、年寄りの私にはちょっと失礼かなと思いながらも、年寄りも一緒じゃないかと思いながら出させてもらいました。1人だとちょっと心細いので、どうしてもこの人と一緒に会話をしたくて、今回無理して武豊さんにきて頂きました。必ず聴いてもらいたいなという気持ちです。
ニッポン放送は歌手になる前に、まだ東京に出てきた頃に出演しました。歌の番組があって(オーディションに)合格をすると2曲放送してもらえるんです。それが昭和30年の大晦日の夜だったかな。まだ、北島三郎を名乗ってない時の話です。今回思い出のあるところでオールナイトニッポンができることに感動しています。
武豊)このお話を頂いたときに驚いたというか私でいいのかという想いと、北島三郎さんからの頼みであれば、歌以外は全てきかないといけないんじゃないかという思いがあって、今日は緊張しながらまいりました。
普段オーナーと呼ばさせて頂いているので、こういう場でご一緒させて頂いているのがすごい不思議な感じです。僕が子供のころからテレビの画面を通して拝見させてもらっていたスーパースターなので。
-収録中、北島さんが武さんのことを「レジェンド、レジェンド」と繰り返していました。
北島)競馬界の天才ジョッキー、レジェンドです。来て頂いただけでも有難いです。
ここで、記者からの質疑応答の時間に。北島三郎オーナー、そして武豊騎手といえば競馬で今年の春の天皇賞を制した「キタサンブラック」のコンビ。キタサンブラックのことについての質問が相次いだ。
-キタサンブラックの武豊騎手への騎乗依頼について。
北島)以前に2回ほど(私の馬に)乗って頂きました。走らない馬で武さんが乗ったら走ってくれるんじゃないかなと思って変な期待をしたらやっぱり走りませんでした。しばらくたって、今回このようなご縁ができたのは、キタサンブラックがまず後藤(浩輝)くんに新馬戦を乗ってもらいました。清水調教師に「なんで関西の馬なのに東京(の新馬戦)を走るの?」って聞いたんですよ。その時に「この馬は終いがすごく良いんです。距離が伸びた方が良い」と言われて。実際スタートしたら後方から4番目くらいで、でも直線向いたら1着になってた。
でも当時、記者や評論家は「この馬にはサクラバクシンオーの血が入っているから距離が短い方が良い」と、そればかり書かれていた。だけど最初走ったのが1,800mでそれ以下を走ったことがない。菊花賞で3,000mを走って、天皇賞(春)で3,200mを走って。僕は血統というよりも、この馬は心臓が丈夫にできていて、長い距離を走るように生まれてきたんだな、と思います。
それで関西でキタサンブラックが走る時に、北村君が夏にケガをして乗れなくなってしまって、困ったなというときに北村くんには申し訳ないんだけど、武さんが乗ってもらえたら嬉しいなと言って頼んだら「いいですよ」という返事がきたのが今回の始まりです、今後はずっと武さんに乗ってもらって、全部勝ってもらいたい(笑)
さっきの収録で武さんが今年の天皇賞を買ったことをお父さんに報告してすごく喜んでくれたと聞いて嬉しかった。-武さんのお父さんも北島さんも同じ北海道の出身ですね。
武)キタサンブラックで勝って、そのまま父の入院先へ競馬場から直行しました。あまり褒めてくれることはない父ですが、その時は本当に初めて嬉しそうにしてくれて、僕の中ではすごく思い出になった1勝です。
-キタサンブラックの今後の出走予定は?
北島)調教師の先生とも話をしてですが、この秋は京都大賞典が最初。そのあとジャパンカップにいって、馬の状態をみて最後はやっぱり有馬記念で頑張ってみようとお願いしてあります。大きなレースに出られるのが、馬主としても幸せなんですよ。もし願望が叶ったら今度は半分くらい武さんに歌ってもらいたいね。
武)もし有馬記念を勝ったらオーナーと一緒に歌います(笑)
<北島三郎のオールナイトニッポンGOLD>
9月9日(金)夜10時~12時 (22:00~24:00) ニッポン放送ほか全国19局ネット
スペシャルゲスト:武豊
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