辛坊治郎が熱く語る!「カジノ法案」からみる、日本の利権構造とは!?ズームそこまで言うか!

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12/3(土)のニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」では、カジノを合法化する統合型リゾート「IR」推進法案が衆議院の内閣委員会で採決され可決したニュースを取り上げました。

飯田浩司,増山さやか,辛坊治郎21061203

辛坊)ギャンブル依存症っていう話があるじゃないですか。
今日12/3の読売新聞の3面にあるんですけど、『厚生労働省の推計によると、ギャンブル依存の疑いがある人は全国で536万人、成人男性では8.7%を締め、諸外国に比べて高いとされている。』
でも、ちょっとまて!と。カジノがオープンして『全国で536万人、成人男性では8.7%を締め』なら理屈は通るんだよ。
でも今はカジノがないんだよ。カジノがないのに、どうしてギャンブル依存症の疑いがある人が536万人もいるんだってのをどこも、指摘してないのはおかしくないか?
カジノ法案と、ギャンブル依存症の話は関係ないんだよ。この人たちは、何のギャンブルやってるんだ!?って話なんだよ!
この日本の構図は何!?
…なぜかというと日本のある意味、巨大な利権構造になっていて検察官のOBや役所のOBがその業界に就職して、国会で「それはギャンブルじゃないんですか?」って聞かれると「いいえ、遊戯です」と答えるんだよ。

飯田)外国人を連れてきて「浩司、ホント不思議なんだけど日本にはカジノはないんだろ?
ところが駅前にはカジノみたいなのがいっぱいあるけど、あれは何なんだよ?」って聞かれるんですよね。
なんて答えていいのかわからないですよね。

辛坊)政府答弁じゃ、ギャンブル場じゃないんだけど、実質ギャンブル場が、至る所にある国って見たことないよ。
表向きはギャンブル場じゃないのに、厚生労働省が言うギャンブル依存症には、当然その業種も入っているんだよ!
じゃあそれ、ギャンブルだろ!って。
この矛盾をどうして誰も指摘しないのかというと、新聞も含めてぜんぶ業界にお世話になって、お金が流れてるから、そこの悪口は言わない。ギャンブルとは指摘しないんだよね。
(中略)政府が規制することの範囲っていうのが、日本の今のこの現状でいいのか?っていう、そのあたりから考えるキッカケとして「カジノ法案」って凄く面白いと思う。

辛抱さんの熱い解説を聴き逃したあなたは、下のバナーをクリックしてぜひradikoのタイムフリーで聴いてみてください!

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来週のズームは「民放AMラジオ全47局ネット特別番組 つながる・つなげる ラジオのちから 2016」をお送りするため、お休みです。

再来週、12/17(土)の『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』は『ノーベル賞舞台裏からあの騒動まで!?iPS細胞の生みの親!山中伸弥教授が何でも述~べるショー』と題してノーベル賞学者の山中伸弥さんがゲストで登場します!

山中伸弥教授

「子どもが、勉強できるようになるコツは?」
「脊髄損傷のiPS細胞の臨床試験はどこまで進んでいますか?」
「本を読む時間はありますか?愛読書はなんですか?」
「iPSの技術を使って動物のクローンを誕生させることをどう思いますか?」
などなど、リスナーのあなたから頂いた質問を、辛坊治郎が、山中教授にぶつけていきます!

再来週のズームもお楽しみに!!

ニッポン放送 辛坊治郎ズーム そこまで言うか! 土 13:00~15:00
パーソナリティー:辛坊治郎、増山さやか、飯田浩司
番組ホームページ:https://www.1242.com/program/zoom/
メールアドレス:zoom@1242.com
番組Twitter:#zoom1242
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