イケメン芸人ランキングの1位常連となっている、人気芸人パンサー・向井慧。ニッポン放送50周年の幕開けとなる1発目の木曜日は、そんな彼がパーソナリティを務めた。
1人では初めてオールナイトニッポンのパーソナリティを務めることになった彼だったが、オープニングから彼が言い放った言葉は、まさかの「やりたくない」だった。その言葉の理由は、向井の強い“ラジオ愛”。
ナインティナインの岡村さんに憧れ、ナインティナインのオールナイトニッポンを聴いて育ってきた向井。そんな岡村さんが普段やっている枠で番組をやるということに、「大好きなもの」の中に入ってしまうことに、ものすごく怖さを感じるという。
「ラジオ好きだと言うことで、そういう一面ありますよアピールしてるんじゃないか?という穿った見方をする人しかラジオ聴いてないから、こういう話するのもイヤなんですけど(笑)」と語った向井だったが、実際の向井は、本物のヘビーリスナー。
「ラジオでよく名前を聴くディレクターのビーチさんに緊張してしまう」、「自分のタイトルコールのあとにビタースイートサンバが流れたとき、嬉しすぎて〇〇してしまった」、「中学の頃から今に至るまで移動中は必ずラジオを聴いていて、もはやラジオがないと移動できない体になっている」など、ヘビーリスナーならではのトークを、番組の約半分、1時間に渡って繰り広げた。
そんな向井は、以前トリオとして、3度ほどオールナイトニッポンRのパーソナリティを務めたことがあるそう。だがその時の放送は、向井が思っていた理想の“オールナイトニッポン像”とは違うものだったという。
向井:「オールナイトニッポンR」を3回やらせてもらって、すっごい嬉しかったんですけど、パンサーでやると、尾形さんをイジる流れになるんですよ。
それはそれで面白かったですよ?リスナーと生電話でケンカしたりして、面白かったんですけど、・・・あれ?ちょっと俺が聴いてたラジオと違うなみたいな(笑)俺がやりたかったラジオってこれだったかな?みたいな気持ちが芽生えてきて。
で、確か3回目のときに、企画で、尾形さんが、1人で男性がする行為のお手伝いする道具をニッポン放送のトイレで使って、その模様を中継するっていうのやりましたよね?それをやった時点で、あ、違う違う!みたいな(笑)俺が思ってたのと違う違う!ってなって(笑)
これで、あ、俺がオールナイトニッポンやるのって、ちょっと違うなって思ったんです。
実際にやってみて、「ラジオは聴くもの。自分でやるもんじゃないな。」と思ったという向井。今回トリオではなく1人で戻ってきた彼だが、今度こそ理想のラジオを作れるのだろうか?
1時台では、向井のガチリスナーっぷりをチェックする「ラジオ愛チェック」なる企画が。返答に困る質問を次々とぶつけられた向井は、ラジオ愛を貫き通すことができるのか?
2時台にはゲストが登場。1人喋りで2時間はツライという向井の助っ人に訪れたのは、相方の菅。これからのパンサーの方向性などを、もう一人の相方・尾形抜きで語り合った。
イケメン芸人・向井慧の、見た目とは裏腹な内側を語ったこの日の放送の模様は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。
<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:『パンサー向井慧のオールナイトニッポン』
放送日:2017年1月5日(木)25時~27時
パーソナリティ:パンサー向井慧
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