田村市名産のエゴマ料理に、来場者も「美味しい」と感嘆!
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8日、有楽町駅前で「田村市エゴマフェスタ」が開催され、多くの来場者が名産のエゴマを使った料理に舌鼓を打った。
「田村市エゴマフェスタ」は、「福島県田村市」と名産の「エゴマ」を広くPRするために開催されたイベント。福島県田村市は、全国1000市区町村の地名度ランキングで966位(2016年調べ)と、その魅力の割に知名度で苦戦していることから、都内でのPRイベントへ着手した。
田村市は、福島県の東部、阿武隈の丘陵が緩やかに連なる、四季折々の自然の表情豊かな場所で、エゴマの名産地であり、美容や健康に良いと話題の「エゴマ油」は、田村市が発祥の地とされている。
イベントは、歴史ある大鏑矢神社の「夫婦獅子舞」からスタート。終了後には日本酒もふるまわれ、足を止めて見ていた人も大喜び。ステージではエゴマを活用した料理の実演やメニューの紹介がおこなわれ、実際に試食ができるキッチンカーの前には人だかりが。あちこちから「美味しい!」という声が聞こえ、中には「おかわり!」の声もあがった。
<エゴマを使ったレシピ>
■小芋の煮ころがし
【材料(4人分)】
小芋・・・1kg
エゴマ油・・・適宜
【調味料】
エゴマパウダー・・・30g
みそ・・・100g
砂糖・・・100g
みりん・・・少々
【調理手順】
①調味料を混ぜておく。
②小芋をエゴマ油で炒めるように、時々かき混ぜながら煮る。
③柔らかくなったら、①を入れ、弱火で小芋にからませる。
その他、エゴマ油とすりおろした玉ねぎ、酢・しょうゆを混ぜ合わせた「エゴマドレッシング」も紹介され、来場者の関心を誘った。
また、ご当地キャラの「カブトン」(自然豊かでカブトムシの仲間がたくさんいる田村市に移住してきたキャラクター)や、「オリオンちゃん」(誰もが知っているオリオン座をモチーフにデザインされた、星がキレイに見える田村市ならではのキャラクター)がステージに登場したり、田村名物「千本杵」の餅つきが行われた。そして、限定イチオシの逸品エゴマ油をはじめとした特産品販売ブースでは、売り切れ商品が続出するなど、盛況だった。
福島県田村市の“魅力”と、エゴマの“味力”をアピールしたイベントを終えて、田村市役所の鈴木俊栄氏は、「田村市ってどこ?という方に、エゴマの田村、おもてなしの田村を知っていただく良い機会となりました」と笑顔で語った。