話が退屈になるのを防ぐ方法。それはすぐに○○すること。
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【イベントレポート⑥】
2017年3月19日、ニッポン放送イマジンスタジオにて、吉田尚記&中村繪里子によるトークライブ「本格雑談 くちをひらく」第3弾が開催された。
IT批評家・尾原和啓さんをゲストに迎えて、90分以上に渡って展開された『本格雑談』。今回(第6話)は来場者の協力で、雑談の可視化にチャレンジ。3色のポストイットを配り、もし中村さんが何か良い事を言ったらピンク色の、吉田なら緑色の、ゲストなら青色のポストイットにその言葉を書き、大きな模造紙に貼っていった。果たしてその成果は……?
尾原:すげー!
中村:こういう事になるんだ!
吉田:尾原さんが超強かった時間のあとに、中村さんが爆笑をかっさらった時間があるのが見てとれますね。
尾原:3人でやってるスプラトゥーンみたいですね。
吉田:『テキサスでFGOやってる人』が意外とお客さんにはヒットしてたんですね。
尾原:指向性がわかりますね。意外なところで喜んでもらえてる。
吉田:僕はずっと雑談の正解を探していたんだけど、これは正解かもしれない。
中村:皆さん、協力していただいてありがとうございました!
吉田:こうして色分けして見ると、今日の話の核は『ゼロを1にする』だったんですね。あと、前半の電源タップの話はどうでも良かったですねー!
中村:こうやって見てみると、私って意味の無い話をずーっとしてるんだね。
吉田:これ、やってる方も面白かったですか?
(一同、うなずく)
吉田:聞きながら書いてるのに、誰も集中力が途切れてないと感じてたんですよね。
尾原:それ、脳科学的に大事なんですよ。人間って順応力が高いでしょ?臭い部屋に入っても、少ししたら匂いを感じなくなるし。あれと同じで、どんなに楽しい話でもずーっと聞いてると退屈になってくる。それを防ぐ方法は、すぐにアウトプットする事なんです。
中村:なるほどー!それをやり続けてたって事ですね。
尾原:だからアウトプットしながら、インプットもしやすい。
吉田:それをお客さんも含めて全員で話すという形にしちゃうと収拾つかなくなるけど、この形ならうまくまとまるし。
尾原:書いてるから、何を話したかも記憶に残るし。
吉田:僕はお客さんの力を凄く信じてるので、このやり方は凄く良かったですね。
尾原:僕もパクっていいかな?
吉田:どうぞ、どうぞ。元は菊池寛が対談を開発したけども、今は対応年数を過ぎてると思うんです。ネットとかも発達してるし。
中村:進化しても良い頃かもしれないですね。
IT批評家・尾原和啓さんにもお墨付きをもらった『本格雑談 くちをひらく』。先月からは、メインとなる吉田尚記アナウンサーと声優・中村繪里子による雑談の模様を音源配信していますので、是非お聴きください。
【Webラジオ「本格雑談 くちをひらく」第1回】
出演:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)、中村繪里子(声優)
配信URL: https://soundcloud.com/shovel_jolf/kuchi_001
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