5月20日(土)・21日(日)の2日間、静岡県・富士スピードウェイで開催されるミュージック&キャンプ・フェス「BLUE SKY HEAVEN(ハーレーダビッドソン主催)」。
1998年から毎年開催され、昨年は9000人が来場したこのイベントは、バイクに詳しくない方でも一度は名前を聞いたことがある、ハーレーダビッドソンが主催するイベント。音楽ライブ、フードイベント、キャンプ、花火、子どもが楽しめるアトラクションがあり、興味がひかれるキーワードが盛りだくさん。“誰でも参加OKで楽しめるイベント”という噂をきき、「BLUE SKY HEAVEN」を主催するハーレーダビッドソン ジャパン株式会社の徳田裕子さんにお話を伺いました。
編集部:「音楽」「キャンプ」「花火」というキーワードに凄く惹かれてお伺いしたんですが・・・実は、大型二輪の免許もなく、バイクの知識もほとんど無いんです。そんな私でも参加できるのでしょうか?
徳田:全然ウェルカムですよ!バイクではなく、車で来られる方もたくさんいらっしゃいます。今回初めて、フェス形式の音楽ライブも行いますからフェス好き、音楽好きという入り口からの参加でも、楽しめるイベントにしています。
編集部:参加されるアーティストさんを拝見しましたが、バラエティ豊かな方が勢ぞろいしていますね
徳田:ライブステージのヘッドライナーは、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のボーカル&ギター・Gotchさんによるソロプロジェクト「Gotch & The Good New Times」が務めます。それから、先日、ダイソンのドライヤーの新モデルに起用されたモデルでドラムヴォーカルのシシド・カフカさん。他にもAzumiさん、Still Caravan、大久保初夏さんが、それぞれ40分ほどステージに立ち、盛り上げます。音楽だけでなく、マイケルダンスパフォーマーのMasakiさん、フリースタイル・バスケットボーラーのZiNEZさんも出演して、楽しいステージを作ってくださる方が勢揃いします。
編集部:食事もインターナショナルで、フェスらしいものを味わえるのですよね?
徳田:アメリカンステーキやアメリカンバーガー、フライドポテト、フライドチキンなどを用意しています。キャンプエリアでは、ご自身でBBQセットを持参して、お肉を焼いたり、お酒を飲んだりしている方もたくさんいらっしゃいますよ。
編集部:20日、イベント初日の締めには花火(BLUE SKY FIRE WORKS)が上がるとお聞きしましたが?
徳田:風の状態や天候で打ちあがる数は変わりますが、20時30分スタートで約10分間花火が上がります。芝生で寝転びながらが眺めたり、キャンプ場でBBQをしながら皆さん楽しんでいます。土地柄、周りに遮るものがないし空気が澄んでいるので、花火がすごく綺麗に見えますよ。しかも、富士スピードウェイの中で打ち上げるので、花火が近くて迫力がありますよ。
編集部:大人だけでなく、お子様も楽しめるイベントも満載なんですよね?すこし驚いたのが「子豚のレース」で、こんなに可愛らしいイベントもあるんだなと思いました。
徳田:4頭の子豚による障害物レースは、凄く可愛らしくて。私も大好きなイベントです。実はハーレーは豚とちょっとした関連があるんですよ?豚は「pig」だけでなく、「hog」という呼び方もありますが、Harley Owners Group(ハーレーオーナーズグループ)の頭文字は「HOG」になっているんです。他にもお子様向けには、二輪車形の遊具「ストライダー」、空気で膨らませた大型遊具「ふあふあ」などを用意しています。
編集部:そして、ハーレーダビッドソンさんならではの、バイクのイベントも多くありますね。もの凄い数のハーレーが、コースを埋め尽くしている写真を拝見しました。
徳田:それは、チャプターパレードですね。ハーレーオーナーズグループに所属した方が集まってサーキットを走り、メイン会場を横断します。約1000台ものハーレーがコースを走る姿は圧巻です。
編集部:1000台!?凄い数ですね・・・これは絶対に写真で撮ってSNSにアップしたいですね。
徳田:富士スピードウェイだからこそ出来ることですよね、都内で1000台のハーレーを走らせたら大変なことになりますから(笑)20日(土)の1回限りのイベントなのでお見逃しなく。SNS映えするものといえば、他にもビンテージハーレーや、ピットウォークもおススメです。ビンテージハーレーは、普段は走っていないくらい古いバイクを約30台ほど走らせます。いまはなかなか見られないバイクたちがココだけで見れますから、かなり貴重なお写真になると思います。20日(土)の9時から12時の間に、デモンストレーションのようにずっと走っていますので、シャッターチャンスを逃しても、また次の回でチャレンジできますよ。20日(土)の12時以降、この走り終えたビンテージハーレーは、サーキット内のピットにずらっと並べられます。コースに降りて、じっくりと貴重なバイクに触れることができるのが、ピットウォークです。
編集部:ピットというと・・・よく、タイヤ交換とかオイル交換をしているような場所ですよね?
徳田:そうです、サーキットの中を歩ける機会ってなかなかありませんから、バイクはよくわからないけれど、サーキット場がどんな風になっているのか気になる、という方もぜひこの機会に見てみてください。予約なしで、当日集合で見られます。エンジンをかけたり走らせたりはできませんが、展示されているハーレーにまたがって写真を撮ることも出来ます。お気に入りの一台にまたがって、うまくいけば富士山をバックに写真を撮れますし、お子さまを乗せて写真を撮っても大丈夫ですよ。
編集部:またがることも出来るなんて、すごく素敵ですね!一台といわず、片っ端から乗って写真を撮りたくなりそうです。
徳田:大型自動二輪車マニュアルの免許がある方は、サーキット試乗会の参加もおすすめです。ハーレーの2017年モデルに乗って、実際にサーキットコースを回れて、昨年もとても人気の企画でした。
編集部:実際にサーキットを走れるなんて・・・免許のある方がうらやましいです。
徳田:免許のない方でも、ハーレに乗った気分を味わえるイベントも用意していますよ!「ジャンプスタート」というのですが、固定されたハーレーに乗り、実際にエンジンを回して、ギアチェンジして、クラッチ操作をすると、向かいに風を送る装置が動いてスピード感を演出してくれるんです。倒れないしエンストしないし、初心者の方でも安心して楽しめます。
編集部:イベントに興味をもったきっかけは、音楽フェスやキャンプだったんですが・・・なんだか、バイクやサーキットにも興味がわいてきてしまいました。写真や思い出だけでなく、モノとして「BLUE SKY HEAVENに行ってきたよ!」というような記念品やお土産などは手に入りませんか?
徳田:2017年BLUE SKY HEAVENのラベルが印字された数量限定のビール、Tシャツ、タオル、それから富士スピードウェイの入場ゲートで、オリジナルデザインのドッグタグをプレゼントしています。
編集部:Tシャツのデザインもすごくお洒落で、普段使いしたくなりそうですし、話題作りにももってこいですね。先日のゴールデンウィークを満喫できなかった方、もっと楽しみたい方、誰でも楽しめるイベントですね。音楽、キャンプ、花火と、それだけでも楽しそうなのに、ハーレーさんの世界で色付けされていて、更に興味がわきました!本日はありがとうございました!
徳田:ありがとうございました!
気になった方は、この週末、5月20日(土)・21日(日)は、静岡県・富士スピードウェイの「BLUE SKY HEAVEN」へ行って楽しんでみてはいかがでしょうか。
<イベント詳細>
●タイトル:BLUE SKY HEAVEN
●会場:富士スピードウェイ
●日程:2017年5月20日(土)・21日(日)
●入場料:当日券(一般価格):5,000円(消費税込)
●BLUE SKY HEAVEN公式HP:http://www.harley-davidson.co.jp/bsh/
文:allnightnippon.com 編集部 望月知世
写真:allnightnippon.com 編集長 長浜純