8/5(土)のニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか！」では民進党の細野豪志氏が離党する意向を表明したニュースを取り上げました。
最終的な結論は地元の支持者らに説明したうえで出すとしています。

辛坊）え、なにそれ！？『最終的な結論は地元の支持者らに説明したうえで出すとしています。』って！？『地元の支持者らに説明したうえで』発表しなよ！順番違わない！？
これさ、地元に帰りました。「5～10人ついてくるなら離党のしがいもあるかもしれないけれど一人で出ていってどうするつもり？」などなど地元に帰って、色々言われて「辞めます」って有り？サラリーマンの皆さんもそうだけれども、いっぺん辞めますって言ったら最後まで辞めないと、信頼なくすよ？いっぺん、辞めるって言ったら辞めなきゃいけないんだよ。「辞めるって」口にするなら、腹くくっていかないと！中途半端な気持ちで言うなと。
いっぺん、辞めるって言ってから、周りに説得されて、辞めませんっていう話になってその後社内でどうなるかというと、絶対に出世できない！俺もサラリーマンの世界で、ずっと見てたけど、今はこういう時代だから辞めるって言ったら会社も慰留しないよね。けど、昔は慰留したんだよね。「ここにいなさい。」っていわれて「あ、そうですか。」ってなるとひどい目に合わされるんだよね。

増山）そういうケース多いですよね。

辛坊）そういう鉄則でいくと、細野さん…。辞めるって言ったら辞めなきゃいけないんだよ。辞める時は、調子がいい時、誰が見ても「今辞めたら損だよ」って時に辞めないと。政治家の判断として、こう言う人って過去に何人もいるんだけど、その後の命運を見るとろくなことになってないよね。
だけど、こう言う見方が一つあります。「俺だけで抜ける」と、もし民進党の代表戦で枝野さんが代表になった場合にはその後、保守系がバラバラ抜けて崩壊する可能性があると。先に尖兵になって、都民ファーストが国政選挙に候補者をたててくれれば小池さんの人気が今のままなら、そこそこ頑張れると。細野さんが出ていて、そこら辺を束ねる形になれば…。
まぁ、束ねると言っても皆さんそこそこ個性が強い方たちなので。あんまり、言うこと聴かなさそうな方たちなので。

飯田）それぞれが束ねようとしちゃう感じですよね。

辛坊）そうなんだよね。船頭多くして船山に登る。という典型的なパターンね。
私が細野さんの立場なら俺はひとりで先に抜けるけど、もしお前らが抜けるなら、受け皿を作ってやる。とだけど今は、とにかくここに残って、代表戦が終わるまで前原を応援しろ！っていって抜けているのならば、誰もついて行かなかったって評価にはならないんだけどいま私が説明したような可能性は、そんなに高くはなかろうと。

来週8/12（土）の「辛坊治郎ズームそこまで言うか！」は中国を中心に取材をしているジャーナリストの福島香織さんをゲストにお迎えします！

辛坊治郎ズームそこまで言うか！
FM93AM1242ニッポン放送土曜 13:00～15:00