少年のような歌声は物語の主人公感が出る?

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9日(水)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、水曜日1ヶ月限定アシスタント:ベイビーレイズJAPAN・高見奈央)に、fhána(ファナ)の佐藤純一とtowanaが出演した。

少年のような歌声は物語の主人公感が出る?

fhánaはインターネットを中心に活動していた、サウンド・プロデューサーの男性3人に、ヴォーカリストのtowanaが加入し結成された4人組音楽ユニット。アニメ大好きなメンバーが集まっているそうで、2013年の『有頂天家族』に始まり、10作品以上に及ぶTVアニメ主題歌を担当している。

そんなfhánaだが、アニメの主題歌を作る際は、作品に合わせて毎回違ったテイストの曲にしているという。

今年7月に放送が開始された『ナイツ&マジック』では、凄腕プログラマーがロボットを作るアニメということで、タイトルもコンピューターのプログラミングをする際に、最初に表示させる文字として有名な”Hello World”から取って『Hello!My World!!』

曲の構成も最初にサビから始まり、Aメロ、間奏、サビと続く変わったもの。これはアニメで流れる89秒の間に、間奏が入るのを意識したのだと語った。

これを歌うtowanaは、最初に曲を聴いた時に「速いな」と思ったという。そして、そこから話はtowanaのヴォーカリストとしての魅力について盛り上がった。

吉田:歌唱力ってなんだろうって思うんですよ。

佐藤:そもそも歌が上手いってなんだ?みたいな。

吉田:佐藤さんなら知ってるんじゃないかと思ったんですけど。

佐藤:マジすか(笑)

吉田:fhánaってそもそも、ヴォーカリストが入れ替わり立ち代り……。

佐藤:ゲストヴォーカリスト制でしたね。

吉田:そこからある時、towanaちゃんに固定されてる。

佐藤:そうですね。

吉田:それって魅力が無きゃ、そうならないじゃないですか?

佐藤:もちろんそうですね。魅力があるってのはそうなんですけど、fhánaの、僕たちが作る曲に最も合ってるヴォーカルだったんです。だからこそ正式メンバーにお誘いしたっていう感じですね。

吉田:その時にどんな説明されましたか?

towana:特に説明はなかったですよね(笑)

高見:ええーー!しましょうよ!!

towana:正式メンバーとしてどうですか?みたいな。

佐藤:実はtowanaにはちゃんと説明しなかったのかもしれないですけど、towanaはよく、声が高いとか言われてるんですけど、それも魅力的なのは、なんかニュートラルなんですよね。

towana:ニュートラル?

佐藤:女性っぽくない、かといって男性っぽくもないみたいな、中性的な感じなんですよ。ソプラノヴォーカルの少年みたいな感じの、少年っぽい声だなって思っていて。fhánaの曲って、物語性みたいなのをすごく重視して作っているので、towanaがメンバーになった時はまだアニソンやってなかったですけど、アニソンやるようになったら、当然物語ってのは重要になってくるわけで。少年のようなニュートラルな声だと、物語の主人公感がすごいあるんですね。で、これfhánaの物語の主人公でもあるし、アニソンやればアニメの主人公にも感情移入出来るみたいな、そういう声の魅力があって、もう「正式メンバーになってもらうしかない!」みたいな。

この話を初めて聞いたというtowana。
自分でも女性っぽくない歌声という自覚があったそうだが、プラスに捉えてもらっていて嬉しいと喜んでいた。

この日の放送は期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができる。

<期間限定!radikoタイムフリーで聴く>
番組名:ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」
放送日:8月9日(水)24時~24時53分
パーソナリティ:吉田尚記
タイムフリー:http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20170810000000
番組HP:https://www.allnightnippon.com/mcplus/

<TVアニメ・ナイツ&マジック公式サイト>
http://knights-magic.com

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