鶴瓶の演技を見た脚本家・倉本聰からの評価とは
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先日最終回を迎えた石坂浩二さん主演のドラマ「やすらぎの郷」について、10月8日(日)に放送された「鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ」にて初めて鶴瓶さん自身の口から話題にあがった。
番組開始時にはナレーションとして登場するもテロップでの公表は無く、出演についても内緒だったという。しかし最終話にして鶴瓶さん本人がマッサージ師役として出演。
石坂浩二さんとの共演となった。
クライマックスに向けての大事なシーンでの登場。石坂さんにマッサージをしながらセリフを言うという大変なシーンだったが一発OKで撮影を終えたという。
鶴瓶さんは過去にドラマの撮影中、7回同じ場面でNGを出してしまい、小道具の箸袋にカンペを用意したにも関わらず、カンペを見すぎという理由でまたNGを出してしまったこともある。
しかし、石坂さんとのシーンはテレビで見ていたという上柳昌彦アナウンサーも絶賛で、とても感動的だったそうだ。
そのシーンに感動したのは上柳アナウンサーだけでなく、「やすらぎの郷」脚本の倉本聰さんもそのひとり。放送を見終えた後、テレビ局に電話をして「泣いた」と伝えてくれとご本人から連絡があったそうだ。
倉本さんは「やすらぎの郷」すべての脚本を担当しているが、台本上鶴瓶さんのセリフは標準語で書かれていたらしく、大阪弁への変換については鶴瓶さんのニュアンスで演じていたそうだ。
その点も含め、鶴瓶さんは“(自分の関西弁は)倉本さんにとって嬉しい誤算”だったのでは、と分析していた。
鶴瓶さんはこの番組で何度か、自身の事務所の社長は演技を褒めてくれないとこぼしていたが、倉本さんは褒めてくれた!と得意げだった。
次回の放送ではゲストに、その「やすらぎの郷」主演の石坂浩二さんをお迎えしての放送予定となっている。鶴瓶さんとの撮影の様子など、ぜひうかがってみたいものだ。
【鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ】
毎週日曜日 16:00~17:30 放送中
番組情報
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