11月1日(水)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、水曜日1ヶ月限定アシスタント、私立恵比寿中学・真山りか)にやなぎなぎが出演した。
過去にはnagi名義で、supercellのゲストシンガーとして、今なおアニメソング界の名曲として有名な、『君の知らない物語』を歌ったことでも知られるやなぎなぎ。その独特で繊細な声から、シンガーとして絶大な評価を得ている彼女だが、自らが作詞・作曲を行うシンガーソングライターとしても活動中。番組では、そんなやなぎのクリエイターとしてのストイックさが、普通ではないという話で盛り上がった。
吉田:やなぎなぎさんのことを、ただのシンガーだと思っている人すら居ますよね?
やなぎ:そういうイメージが強いのかもしれないですね。
吉田:でも実はやなぎなぎさん、ヘビークリエイターなんですよ(笑)
やなぎ:そうですね(笑)。元々は歌うよりも、曲を作っている方が好きだったので。
吉田:やなぎさんは、鍵盤も弦楽器も、なんでもかんでも出来てしまうんですよ。
真山:1人オーケストラですか?(笑)
吉田:自分が10人居たらいいなとか思います?
やなぎ:助かりますね(笑)
吉田:シンガーの生活と、クリエイターの生活って、かなり違うと思うんですよ。クリエイターだと、休みの日でもなんか作っちゃったりすること、あるんですか?
やなぎ:よくありますね。その、反動というか……。
吉田:反動?
やなぎ:反動で、とにかく自分の好きな曲を作るとか。
吉田:そうかタイアップ作品があると、その作品のトーンとかに合わせたりとか……。
やなぎ:そうですね。それはそれで自分に無いものが出てくるから楽しいんですけど、合間に自分が一番やりたいものを合間に作ったりしています。
吉田:頑張って締め切りまでに曲をあげて、次の日休みだと「なんか作りたい」みたいになるってことですか?
やなぎ:そうですね「じゃあ曲書こ」って(笑)
真山:ええーーー!!(笑)
吉田:朝、いきなりですか?
やなぎ:朝ですね。前日寝る時ぐらいから「明日は書くぞ~」みたいな(笑)
曲を書くことが自分にとって休憩になるので、休日は起きたあと、自転車に乗って作曲をしに仕事場へと向かうのだと笑顔で語るやなぎに驚く、吉田と真山。曲作りを誰よりも楽しむ、やなぎなぎという1人のクリエイターにこれからも注目だ。