13日(月)夜、氣志團の綾小路翔がパーソナリティを務める番組『綾小路翔のオールナイトニッポンPremium』が放送され、パーソナリティの綾小路翔が、ゲストの新内眞衣(乃木坂46)を招いて、様々なテーマに合った楽曲を選ぶ“選曲バトル”を繰り広げた。
新内といえば、毎週水曜日深夜3時から放送の『乃木坂46・新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』でパーソナリティを務めているが、番組内のコーナー『元ヤンチェック』の中で氣志團の楽曲を使っているとのこと。このコーナーは、埼玉出身ということだけで元ヤンのレッテルを貼られている新内が、自身と故郷・埼玉の名誉を懸けて、元ヤンであれば思わず「Yes」と答えそうな質問に答えるコーナーとなっているが、新内曰く、「自分は元ヤンではなく、普通の田舎の女子高生」なのだそうだ。
しかし番組には、元ヤン説にまつわるタレコミのメールが続々と届き、心外そうな様子の新内。そこから、2人の対立を煽る過激なメールに乗せられる形で、新内の出身地である埼玉と綾小路の出身地である千葉のどちらが上か?という話へと進展した。
よくある関東圏の県同士の競い合いに対し、「上も下もないですよ。」と穏やかな物言いで話す綾小路。しかし、平和にまとめようとするかと思いきや「だって千葉も埼玉もおなじ“TDR”がありますから。」と発言し、新内が首をかしげると、「我々の住む千葉は“東京ディズニーリゾート”がありますけど、埼玉は“東武動物公園リゾート”があるじゃないですか。」とニヤニヤ口調でコメント。これには新内も、「これはバカにされたもんだ(笑)」と悔しそうな様子を見せた。
さらに、新内が「千葉の方は、“東京”の名前を借りてリゾートを作ってるじゃないですか。」と反論すると、綾小路が「まぁ海がありますけどね。」と畳み掛けるなど、地元を愛する2人の和気あいあいとしたトークが続いた。
番組後半では、『カウントダウンXX(ちょめちょめ)』と題して、世代が全く違う2人の選曲バトルを繰り広げた。『ゲットアチャンスソング』というテーマで、軌道に乗るまでの苦労を思い出す曲やこの曲で何かを掴んだと思う曲をそれぞれセレクトしたところ、新内が選んだのは、乃木坂46の『太陽ノック』だった。この曲は新内が初めて選抜メンバーに入ったときの曲で、特別な思いがあるそうだ。
新内:この曲は、私が加入して約1年半で、初めて選抜メンバーとして活動させてもらった曲なんですけど。
綾小路:あ、この曲がスタート?
新内:スタートなんです。で、そのときに、やっぱり経験しないと分からないことってたくさんあるんだなって思って。
綾小路:うんうんうんうん。
新内:選抜メンバーとして稼働していると、歌番組に出させてもらったりとか、あとバラエティ番組にもレギュラーで出られたりとか、やっぱりいろんなチャンスがあって。
綾小路:うん。
新内:歌番組でどう映るかなんて、初めての人は分からないじゃないですか。
綾小路:それは分からない、僕、今も分からないですもん。
新内:いやいやいやいや、(綾小路さんは)完璧ですよ、今。
綾小路:どこのカメラに向かってウインクしたらいいか、とかでしょ?
新内:そうなんですよ、そういうのとかも全然分からなくて、1人だけめっちゃ動いてブレて。
綾小路:あはは(笑)
新内:レギュラーのバラエティ番組でも全然喋れなかったりとか。
綾小路:そうだよね~。
新内:やってみないと分からないことたくさんあったので、これをきっかけにテレビの自分の映る姿を見直して、姿勢気をつけようとか、動かずに歌ったほうがちゃんと映るんだとか、いろいろ勉強になった曲なので。
綾小路:なるほどね~。
新内:私はこの曲を、すごく大切にしています。
自分の中で様々な経験をし、成長するきっかけとなった大切な楽曲として、乃木坂46の『太陽ノック』を挙げた新内。一方、綾小路がセレクトしたのは、ニューロティカの『絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!』で、この楽曲が流行っていた中学生当時の思い出について、懐かしげに語った。