音楽をほとんど聴いたことがない!?異色のシンガーソングライターとは

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22日(水)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、水曜日1ヶ月限定アシスタント、私立恵比寿中学・真山りか)に、女性アーティスト・こゑだが出演し、シンガーソングライターを目指した理由について語った。

音楽をほとんど聴いたことがない!?異色のシンガーソングライターとは

2011年にsupercellのボーカリストオーディションで、約2000名の中から選ばれた時は、まだ当時15歳だったというこゑだ。真山は以前からこゑだの歌唱している曲を聴いていたそうなのだが、そのあまりにも大人びた声の持ち主が、自分と同じ年齢だと知った時には衝撃を受けたと伝えると、こゑだは、当時年齢を嘘付いているとよく言われていたと、笑いながら返していた。

そんなこゑだだが、オーディションで選ばれた時には純粋なボーカリストだったのに、その後、自分で作詞・作曲も行う、シンガーソングライターへとなっていった経緯を語った。

吉田:supercellのゲストボーカリストの時は、作詞作曲はやってなくて、そこから段々、自分でも作りたくなってきたの?

こゑだ:いや、最初は特に自分で作りたいとか無かったんですけど、詩を書くのとかは結構好きで。夏休みの宿題とかあるじゃないですか?基本的に私最後までやり遂げられないタイプなんですけど(笑)

吉田:あはははは(笑)

こゑだ:夏休み終わって、先生が忘れ去ってくれるまで、なんとかしのぐみたいなタイプだっだんです(笑)

吉田:それ、しのげるのかな?(笑)

真山:意外といけます!

吉田:ちょっと待って、真山さんから意外としのげるって情報が今(笑)

こゑだ:あははは(笑)。是非ともみなさんは、ちゃんと宿題やってほしいんですけど‥‥。その夏休み宿題で、読書感想文ってあるじゃないですか?あれを私は一番最初に提出するタイプだったんですよ。

吉田:創造的なものが先に出来ちゃうんだ!

こゑだ:そうですね。そういうことするのが結構好きだったというか。自分の感情を文字にしたりするのが、得意だった所があったので。それをポエムとして書いて。supercellのゲストボーカルだった時は、それを詩にして「これ歌詞出来ましたー!」みたいな感じで、みんなに見せたりしたこともあったんですけど、それってやっぱりメロディが乗ってないから、ただの言葉でしかなくて……。っていう話をされて、このまんまじゃ歌詞じゃないんだってなった時に、「メロディが無いと歌詞じゃないんだな」って思った所から、ちょっと曲作ってみようかな、みたいな。

吉田:こんなパターンでシンガーソングライターにたどり着いたの、ほとんど聞いたことない(笑)

真山:あははは(笑)

こゑだ:そうですか?(笑)

吉田:だって、普通はモテるためにギター買って、とかですよ。それが先に、表現したい歌詞があって……。

こゑだ:そうですね。ありましたね。

吉田:作曲を始めようとした時、誰か参考にしたんですか?

こゑだ:これ、よく特殊って言われるんですけど、歌が本当に好きなだけで、楽曲を聴いたりっていうのを、本当に一切してこなくって……。

吉田:声出すのが好きってこと?

こゑだ:はい、本当にそんな感じですね。

真山:ええ~!?

こゑだ:どんな曲が好きとかではなくって、例えばCMで流れている曲とか、潜在的に覚えたりしているのを、カラオケで歌ってみて「すごい楽しいな」ってなったりとか。あと、カラオケで友達が歌っているのを、なんとなく覚えて「歌えそうだから歌ってみようかな?」って歌ったら、これもすごい楽しいなってなったりとか、ってのが最初ですね。

真山:左脳がすごい(笑)

吉田:なるほどね!感性の脳がね!(笑)

こゑだの珍しいエピソードに驚きの声をあげる吉田と真山。さらにこのあと、こゑだから、ビートにアドリブでメロディを乗せるといった、独自の作曲方法が語られると、吉田は「こゑだちゃんは生きてる楽器」と賞賛した。

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