元KARAの知英 一人七役のBBCドラマリメイクに挑戦
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飽くなき挑戦を続ける東海テレビ・オトナの土ドラ。この冬に贈る作品は『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』。日本初!BBCドラマのオフィシャルリメイクです。
1人の女優が7人の女を演じ分けるという難役に挑戦するのは、元KARAの知英(ジヨン)さんです。KARAを脱退した後、日本を中心に女優としてドラマに映画に引っ張りだこ。そして、アーティストJYとしても八面六臂の大活躍。ドラマでは主題歌「MY ID」も歌っています。
今回のドラマは初主演にして、八面ならぬひとり7役!
一体どんなドラマなのでしょうか?
知英さんの役どころは、貧困・社会の無理解・ネグレクト疑惑…と、負のスパイラルに陥っている元孤児のシングルマザー・青山沙羅。
娘・萌絵と離れ離れの生活を余儀なくされています。まとまったお金さえ手に入れば、人生をやり直せるのに…
そんなある日、沙羅は電車の飛び込み自殺を目の当たりにします。
自殺した女はなぜか自分と同じ顔。呆然とする沙羅の前にポツンと置いてあったのは、女の鞄!
ほんの出来心でその鞄を持ち去ったことで、沙羅の人生は予測不可能な方向に転がり始めるのです―――
このドラマの原作は、BBCアメリカが制作した『ORPHAN BLACK』。
2013年に放送されるや否や、アップテンポで刺激的なストーリーが熱狂的に支持され、本国アメリカではシーズン5まで作られています。
そんな『ORPHAN BLACK』のサスペンスフルな展開を踏襲しつつ、ヒューマンドラマの要素を大胆に加え、日本版としてリメイクされました。
今回もオンエアを前に、都内で行われた記者発表会に潜入して参りました。
知英さんは「最初お話を頂いた時、なぜ私が?!と思いました。ひとりでも大変なのに7人なんてできないと両手を挙げていましたが、ストーリーが面白いし、周りの方々に支えて頂き頑張っています」と流暢な日本語で話してくれました。
支えてくれる周り人たちのひとりが竹中直人さん。謎の科学者・脇田を演じます。
知英さんについては「映画で共演したばかり。頑張りを知っているから大丈夫! エネルギーの強さを感じる」と大絶賛。
そして、一緒に孤児院で育った義理の弟・青山薫役は、仮面ライダーシリーズで人気のイケメン西銘駿さん。「お姉さんとしても女優としても尊敬しています」と弟らしい発言でした。
ドラマにちなんで「自分と同じ顔の人に会ったらどうするか?」という質問には、「ショックで倒れるんじゃないかと思う。でも、撮影に行ってもらったり休んでもらったり、交互にしたい」とちゃっかりした面も見せた知英さん。
竹中さんは「仕事現場にそっくりな人がいたことがあって不気味だった。実はミュージシャンにも1人いるので、今は2人もいる。困る」と笑いを誘いました。
また、西銘さんの「バラエティ番組を見ていて、あれ?この番組オレ出たっけ? と思ったらりゅうちぇるさんだった」との発言に、会場は大爆笑となりました。
韓国語はもちろん、日本語も英語も上手な知英さんですが、今回は7役の中で秋田弁も喋るとか…「秋田弁を初めて聞いたが、標準語よりリズムがあって楽しい。7人のそれぞれの人生をどうやって生きていくのか注目して欲しい」とやる気満々でした。
沙羅の前に、次々と現れる自分と全く同じ顔をした別人。目の前で起きる殺人事件。行きがかり上、刑事になりすます事にもなり…。
そして、告げられる衝撃の真実とは!
人は生まれなのか、育ちなのか、愛はいつ芽生えるのか…。
予測不能な脚本とスピーディな展開、そして革新的な映像世界。
『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』であなたの土曜の夜が大きく変わります。
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
『オーファン・ブラック~七つの遺伝子~』
12/2(土)スタート
毎週土曜日23時40分~24時35分
レポート:ひろたみゆ紀