19日(火)夜、『ココリコのオールナイトニッポンPremium』で、2001年にココリコがオールナイトニッポンを担当していた際に番組から発売されたCD『悲しみの夜明け』の作詞作曲者である“けんとくん”がゲストに登場し、当時の思い出を語り合った。
“けんとくん”は2001年当時、18歳の高校三年生。毎週、楽しみに聞いていたラジオがココリコのオールナイトニッポンだったという。番組内で「NHK紅白歌合戦」への出場を目指していたココリコの二人が「紅白に出る為には曲が必要だ!」ということでリスナーからオリジナル楽曲を募集したのだが、そこで採用されたのが“けんとくん”の楽曲だった。それをきっかけにバンドを組み、音楽での成功を目指すも挫折。現在はバスの運転手として働いているという。
そんな“けんとくん”は、毎回様々な分野で活躍する達人をスタジオに招いて話を聞くコーナーに、 “リスナーの達人”として登場した。
遠藤:今、目の前に、けんとくんが作ってくれた『悲しみの夜明け』、16年前のCDがここにあるでしょ?
田中:これね、はいはいはい
遠藤:実際、CDって持ってます?
けんとくん:持ってます。まだ5枚ぐらいありますね
遠藤:嬉しいね
田中:ははははは(笑)5枚ぐらい持って?本当に
遠藤:CDになった時って、どうやって渡されたの?
けんとくん:5枚ぐらい送られてきたんですよ。で、プラス10枚ぐらい買ったんですね
遠藤:嬉しいね~、嬉しいじゃない
けんとくん:TSUTAYAとか無い、小さな田舎町なんで。書店みたいな所に注文して
田中:出身どこだっけ?
けんとくん:九州の大分県、佐伯市ってところです
田中:大分!大分からね~、当時送ってくれてたんや。大分のそのレコード屋さんとか行って、当時買ってくれてたんや
けんとくん:はい
遠藤:しかもさ、高校生やし、そんなお小遣いもそんな無いよ
田中:無いよ、お金無いよ
遠藤:今日、田中さんからお小遣いもらえるよ
けんとくん:ありがとうございます
田中:いくら欲しい?
遠藤:20?20って言ってるよ
田中:はははは(笑)多いな!しかもさ、何枚売れたっけ、これ?
遠藤:え~…400万枚ぐらい売れた?
田中:売れてないわ!どれぐらい売れたんやったっけ?
遠藤:でも1万枚はいったでしょ?いってない?その当時、いってないかな~…。そんなズバーンとはいってないですよ。いってたら紅白出てるからね
田中:そうそうそう、これ売れてたらまた変わってたよな。3人の人生が
けんとくん:でも、それがきっかけで、人生少し変わったんですね
田中:これがきっかけで変わった?
けんとくん:そうです
田中:それもう、良い意味で?
けんとくん:良い意味も、悪い意味もあるんですけど
田中:ははははは(笑)
当時のオリコンチャートで86位にランクインした『悲しみの夜明け』。遠藤が「ええ~!?マジですか!?」と驚くほどの印税を手にした“けんとくん”は、その印税でギターを購入したのをきっかけに音楽の道を志すようになったと語った。