三四郎、海外の有名ラッパーから“新曲のプレゼント”が届く
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22日(金)深夜放送のラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」に、ドイツで有名な日本人ラッパーBlumio(ブルーミオ)本人から、番組へのメッセージと、“三四郎の為に作った”というオリジナル楽曲が届き、番組内で紹介された。
Blumioはドイツ生まれドイツ育ちの純日本人ラッパー。幼少期から日本人として多くの偏見や差別を経験に、日本人を指す差別語「ヤプセ」をあえて自称し、差別語の背景にある偏見をはね返したいと考え活動。ドイツ・デュッセルドルフのレーベルからスカウトを受け、2007年、デビュー曲『Meine Lieblingsrapper(俺のお気に入りのラッパー)』では、その抜きんでた技術が話題に。さらに、楽曲『Hey Mr. Nazi』はYoutube上で1600万回以上の再生を記録している。現在は拠点を日本に移し、今年2017年は、ミュージックビデオ『UNIQLO』が公開されて早速注目が集まっている。
Blumioから届いたメッセージは下記通り。
「三四郎さん、こんばんは。毎週楽しく聞いています。ラッパーのBlumioです。ドイツ生まれ、ドイツ育ちの日本人で、去年までドイツを中心に活動していました。当時から「三四郎のオールナイトニッポンゼロ」が大好きでした。最近日本に引っ越し、日本語ラップを始めたので『バチボコのうた』を作ってみました。三四郎さんへのクリスマスプレゼントです。よかったら聞いてみてください。」
“バチボコ”とは、ラジオで数年前から小宮が流行らせようと試みるも、なかなか流行の兆しが見えていない造語で、「すごく」「とても」という意味合いがある。
メール紹介直後、Blumioの活躍を全く知らなかった三四郎は「なんか、しょうもない変な人でしょ?」「僕は知らない人だよ?」「有名なの?」と全く興味を示さなかったが、『バチボコのうた』が流れると、誰が聞いてもプロだと分かる曲のクオリティに驚き、叫ぶように大絶賛した。
三四郎:うおおおー!!
相田:すげえ!
小宮:凄い人だった……。“しょうもない人”とか言っちゃって、すみません
相田:歌詞に、ラジオだけの内容だけじゃなくて、漫才とかTVとかの内容も入っている
小宮:けっこう最近のエピソードも入れてくれているし、凄いよね。凄い嬉しいなあ……。けっこう褒めてくれているし。相田は1回だけディスられているけれど
相田:1回だけじゃないよ。“万年貧乏”とか(笑)
小宮:でも、“万年貧乏”はラジオで相田が言ったことだし、凄いなあ
小宮:リスナーからメールが届きました。『今調べたらBlumioさん、凄い人だった。Wikipediaに“YouTubeで1500万回再生された曲がある”って書いてある。まだ間に合う、即行で謝れ!』
相田:ええー!?(笑)
小宮:ごめんなさい!!(笑)
相田:1500万回!?
小宮:まじで?Blumioさん、すげー……。やばい、凄い人だった
相田:ドイツの大スターなんじゃないの?
小宮:でも、ラジオを聞いてくれているなんて嬉しいなあメールの文体からセンスあるなあって思ってはいた。Blumioっていう名前も、おしゃれチックじゃん?
相田:カッコいい
小宮:カッコいいでしょう?そう言っていかないとさ。今後、使えそうだから……(小声)
相田:使える、とか言うな(笑)
小宮:ごめんなさい
三四郎:ありがとうございます!
世界で活躍するプロアーティストからの、思いがけないクリスマスプレゼントに感極まり、「凄い」という言葉が止まらなかった二人。その本人からの連絡だということを思い知らされると、小宮なりの敬意から、Blumioを隅々まで褒めちぎる方向に切り替え、感謝を伝え続けた。
番組情報
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