高橋みなみが振り返る、AKB48時代の過酷な年末年始
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1月14日(日)夜放送のニッポン放送「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」で、パーソナリティの高橋みなみが、AKB48時代に過ごしてきた、年末の忙しかった時期のエピソードを語った。
年明けの瞬間にカウントダウンをするか否かの話から、AKB48時代の年末の過ごし方について語り始めた高橋。興味津々のパートナー・朝井リョウがテンション高めにいろいろと尋ねる中、当時の様々なエピソードが語られた。
AKB48は、現在9年連続で『NHK紅白歌合戦』に出演しているが、AKBの楽屋は、人数が多いため倉庫のような大きいスペースが用意されているそう。また、ほかのアーティストのところにも出るなど出番が多い選抜メンバーのために、その場所とは別にステージに近い選抜メンバー用の部屋が用意されていたという。
そして紅白出演後のカウントダウンの瞬間は、高橋を始めとする選抜メンバーたちが楽屋に居て、大島優子が「あと3分だよ!」と言って盛り上げる中、みんなで過ごしたとのこと。メンバーの着替えが終わって仕切りから出てくると、そこで年越しのカウントダウンが行われ、みんなでジャンプしたり写真を撮ったりひとしきり盛り上がり、その後すぐに「はい行くよ!」とNHKの廊下を走ってみんなでバスに乗って、次に出演する『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ』の会場へと移動するのだそうだ。そんな大忙しの日々を振り返り、高橋は、当時は大変だったが今思い返したら青春だと語った。
また、本番当日以外にも12月はいろいろなことが重なるそうで、『FNS歌謡祭』や『AKB48紅白対抗歌合戦』のほか、AKB劇場オープン記念日である12月8日に開催される特別記念公演などがあり、2週目には『日本レコード大賞』『NHK紅白歌合戦』『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ』のリハが全部かぶる日があり、その日は深夜3時までリハーサルをしていたそう。
一番大変なのが、同じ歌でも番組によって尺が違うことで、特にCDTVでは時間帯が深夜であるため若いメンバーが出られなくなる点が大きいという。出るメンバーや立ち位置が違ったり衣装が変わったりと複雑で、そうした生活の中での睡眠時間は1日約3時間だったそうだ。その生活について「今できる?」と朝井が聞くと、「今は無理です。あのときしかできない動きをやってたなと思います。」と高橋は振り返った、
AKB時代に過ごしてきた怒涛の日々を語る高橋に、どんどん興味を引かれていく朝井。さらなる苦労話を引き出そうとする朝井に、高橋はもっとも辛かったときのことを思い出し語った。
朝井:ほんっとに一番忙しかったのは、どれぐらいのとき?
高橋:多分『RIVER』で、初めてオリコン1位取って、そこから怒涛に。基本AKBって1年に4~5枚シングルを出してて。
朝井:多いよね。
高橋:プラス全部握手会があって、その中でツアーもやって、年末死ぬほど忙しくなるってときがあったから、そのときは鬼だった。
朝井:そうだよね~・・・
高橋:もうほんとにどうにかなってしまうんじゃないかっていう、みんなトランス状態入ってて。
朝井:でも笑顔で夢を売る職業的なところでやるわけですもんね。
高橋:だから楽屋は戦場ですよね。いつ寝る?どこで寝る?みたいな。
朝井:すげーなぁ・・・すげー、今なんか1ファンとして単純に楽しい時間を、私はただただ(笑)すげーなぁ、よく倒れずにやりましたよね~ほんとに。
高橋:あはは、誰目線なの!(笑)
極限の忙しさの中ギリギリで頑張っていた、AKB時代のエピソードを語った高橋。めちゃくちゃ忙しい人の話聴くのがすごく好きだという朝井は、楽しそうに聞き入っていた。