有形文化財「百段階段」に日本各地の時代雛500体 百段雛まつり

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雅叙園 百段雛まつり お雛様

東京に雛祭りの季節を知らせるホテル雅叙園東京の「百段雛まつり 近江・美濃・飛騨ひな紀行」が、1月19日(金)から始まりました。
1月23日(火)には、夕方の中継コーナー「噂を求めてどこまでも」でも、広田ミユキさんがレポートしましたね。

ザ・ボイス そこまで言うか! | ニッポン放送 | 2018/01/23/火 16:00-17:30 http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20180123165038

目黒区・ホテル雅叙園東京内にある東京都指定有形文化財「百段階段」に、日本各地の時代雛が集め、展示される都内最大級の雛人形展で、過去8回の開催で、延べ47万人の来場者数を記録しています。

今年、展示されているのは、「近江・美濃・飛騨地域のお雛様」。地図でいえば、琵琶湖の東側~岐阜県の高山の辺りまでで、岐阜県と滋賀県の2県9地域から約500体の人形が来ています。
貴重な大名家の姫君の婚礼調度や、近江商人として栄えた旧家に伝わる逸品をはじめ、関東では珍しい西の雛文化である御殿飾りから指先程の小さな郷土玩具まで展示されています。

1月23日の中継で、広田さんが一番驚いた雛人形は、「御殿飾り」
西のひな人形文化といえば、この「御殿飾り」で、高さ約2mの巨大御殿飾りも展示されています。

雅叙園 百段雛まつり お雛様

その他には、井伊直弼の七女、砂千代姫の古今雛と雛道具が関東地域で初の特別公開。

雅叙園 百段雛まつり お雛様

そして、今年から解禁されたのが、「百段雛まつり」史上初! 一部写真撮影OK!
エレベーターホール、星光の間、頂上の間、第8番目に位置する部屋の4か所で写真撮影が出来るようになりました。
展覧会の入り口でもあるエレベーターホールでは、雛人形(浅草橋 原考洲作)と、その横にある着物(ホテル雅叙園東京の婚礼用の着物)の前で写真が撮れます。

エレベーターホール 浅草橋 原考洲作 お雛様

(エレベーターホール 浅草橋 原考洲作のお雛様)

エレベーターホール ホテル 雅叙園 東京 婚礼用 着物

(エレベーターホール ホテル雅叙園東京の婚礼用着物)

そして星光の間では、「岐阜県郡上市・郷土玩具と土雛の世界」で展示されているお雛様が、頂上の間では「美濃のお雛さまと大正村のお雛さま」、第8番目に位置する部屋では「中川政七商店の郷土玩具の雛段」が撮影OKとなっています。

星光の間 岐阜県 郡上市 郷土 玩具 土雛 世界 お雛様

(星光の間「岐阜県郡上市・郷土玩具と土雛の世界」のお雛様)

そして、裏情報もお伝えします。
2月14日のバレンタインデーを過ぎると混み始めるそうなので、ゆっくり見たいという方は、お早めに足を運んでみてください。
あと、この「百段階段」は、文化財、展示品保護の為に、暖房を入れていません。
見に行くときには、暖かい格好と、暖かいスリッパをお持ち頂くと良いと思います。

ホテル雅叙園東京 百段雛まつり ~近江・美濃・飛騨ひな紀行~
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/hinamatsuri/
開催期間:1月19日(金)~3月11日(日) 会期中無休
開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
開催場所:ホテル雅叙園東京内 東京都指定有形文化財「百段階段」
入場料:1,500円

(よこいみちひと)

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