2月14日(水)夜放送の『miwaのオールナイトニッポンPremium』で、パーソナリティのmiwaが、苗場プリンスホテルで毎年開催されている、松任谷由実のコンサートを観に行ったことを明かした。
番組冒頭、「世の中はね、平昌オリンピックで盛り上がってますよね」と切り出したmiwa。前回の放送で、親交のあるスキージャンプ・高梨沙羅選手にエールを送っていたが、銅メダルを獲得したことを受け「銅メダル!本当におめでとうございます!」と改めてその偉業を祝福した。
生中継で観戦したというmiwaは「沙羅ちゃんの顔がアップになると、緊張ですごいこわばってるから。大丈夫かな?がんばれ~!みたいな。思わず言っちゃうよね、テレビに向かって」と振り返った。また、本人から競技終了後にLINEで「応援ありがとうございました。すごい緊張しました」とメッセージが届いたことを明かした。
話題は移り、先日観覧したというユーミンこと松任谷由実の苗場コンサートの話題へ。
「今週はですね、初めてユーミンさんの苗場コンサートに行ってきまして。ユーミンさんのコンサートは国際フォーラムで行われたライブは観させて頂いたことはあるんですけど、やっぱりユーミンさんといえば、苗場。苗場といえば、ユーミンみたいな。
苗場のライブを観ないとユーミンさんのことを語れないみたいなところがあるぐらい、毎年開催されてもう長いこと…38回目だったそうですよ。すごくないですか!?(38をカタカナで読んで)“ミワ”っていう、たまたまですけどね(笑)。38回目で初めて観に行けたから、ちょっと縁を感じたんですよ、個人的に。
で、スキーをやって、夜コンサートを観るっていうスタイルで。夜9時からコンサートが始まるので1泊2日の泊まりで行ったんです。
まずその着いた日ですよ。夜9時からライブなんですけど、お昼ぐらいに着いて。『高半』っていう川端康成が雪国を書いたという温泉宿がありまして。そこの温泉につかってきました。私もこれで文豪みたいな(笑)。これで良い歌詞書けるでしょ~みたいな。同じ湯につかったぞみたいな。雪が降る中、露天風呂で、ここで雪国を書いたのかっていうね。まさに雪国だぜみたいな感じで。長くつかってみたものの、良い歌詞は別に出て来ず…。のぼせちゃうから出て。
川端康成記念館みたいな、展示があるって聞いたから。実際に泊まった部屋が残ってるということで、観に行きまして。川端康成が書いたっていう手紙があったんですよ。私、申し訳ないですけど、雪国とか読んだことがなくてですね。教科書とかのレベルしか知らなくて、どんな人か全然分かってなかったんですよ。下調べしていけばよかったんですけど、着いてから知らされたんだよね。ここ、川端康成らしいよって。先に言ってよって思ったんだけど、着いてから知ったから。
そしたらですよ、手紙がね。『10月27日の僕が書いた手紙、届いてますか?君からの返事がないので夜も眠れません。もしかして返事がないのは病気なんじゃないかと心配です。病気なんじゃないか、病気なんじゃないか、居ても立ってもいられません。もしも病気なら、病気だとハガキください』みたいな。すごく長い、手紙があって。
これがもし、今、LINEだとしたら即ブロックされちゃうやつじゃないこれ!?と思って。だって、『僕からのLINE届いてますか?既読なのに返信がないので夜も眠れません。もしかしたら病気なんじゃないかって思って、返信がない理由を考えて眠れません…』ってきたら、即ブロックみたいな感じになっちゃうでしょ!? ちょっとヤバいんじゃないと思って、爆笑してたんですよ。
でも気になって。川端康成について調べたら、その相手の人のWikipediaがあって。相手の人のWikipediaを見てたら、すごい切ない気持ちになっちゃって。本当に、こんな笑った私…。私、ダメみたいな」
川端康成が手紙を送っていた相手は婚約者で、やむを得ない理由で婚約が破棄になったと知り、笑ってしまったことを猛省したと語ったmiwa。また、その婚約者からの手紙も展示されていたため、「死んでからさ、勝手に手紙を公開されるのは嫌だよね、遺族とかから。本当に迷惑だと思うんだけど」と突っ込み、スタジオの笑いを誘った。
迎えたユーミンのコンサートだが、miwaは苗場スキー場のゲレンデで開催されると勘違いしていたことを明かし、「(コンサートは)苗場プリンスホテルの室内でした。これ盲点でした!(勘違いしていたの)私だけ!?やっぱり勉強不足でしたね~、申し訳ない」と反省しきりだった。また、スキーは一切滑らず、部屋に籠もってギターの練習ばかりしていたことも明かした。