テレビ番組のスタッフロールに込められている思い
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「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月30日放送)で、テレビ番組のエンディングで流れる、スタッフロールへの思いを紹介した。
この人の名前、よく見るなぁ~。「山田かつら」ってなんだろう?テレビ番組の最後に流れるスタッフロールを見て、そう思った人も多いことでしょう。スタッフロールには、ちょっとした発見もありましたよね~。
え?杉本高文って「さんまさん」の本名なの?この番組の構成も「さんまさん」が担当しているんだ!とか。この放送作家さん売れっ子だな~。何本やってるんだろう?とかちなみに「山田かつら」は、テレビ映画、ブライダルなどを手掛ける、ヘアメイク・かつらの老舗大手です。
ところが近頃は、わずか数秒でパッと流れて終わっちゃう、スタッフロールが多くなっています。ちょっとさびしい気もしますよね。
最近は文化祭で中学生や高校生が、「映画」を作って上映するという学校も増えています。小学生が映画を作る学校もあるそうです。デジタルになり、機材がコストダウンしたり、操作が簡単になり、映像に触れる機会がより身近になってきたんですよねぇ。そんな映画作りに携わった生徒たちは、「スタッフロールで名前が出てくる瞬間が嬉しい」と口々に言うそうです。
20年以上続いたバラエティ番組のプロデューサーは、以前こんなことを言っていたそうです。
『スタッフロールは、出来る限りゆっくり流したい。
それは、スタッフのためじゃなく、故郷で番組を見ているスタッフの家族のために。
スタッフロールは、いわば成績表のようなもの。
あなたの息子さん、娘さんは、今こんなに頑張っていますよ!
そう伝えてあげたいんです。』
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)