元・週刊文春エース記者で、フリージャーナリストの中村竜太郎がニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(5月8日放送)に出演し、TOKIOの元メンバー山口達也(46)の強制わいせつ事件について、自身の見解を語った。
連日、報道されている強制わいせつ事件。山口が司会を務めていたNHKのEテレ「Rの法則」に出演していた女子高生を自宅に呼び出したあと、わいせつ行為に及んだ。今回の事件について中村は「自身が教育的立場であるはずの山口さんが、こういう事件を起こしたのが重大なポイント」と指摘した。また、2月に事件が起きてから、女子高生の保護者が警視庁に被害届を提出し、山口は3月に事情聴取を受けたにも関わらず、4月25日にNHKが報じるまで、事実が公表されることは無かった。この”空白期間”に中村は「報告を怠ったのか、それとも相談をしなかったのか。そこら辺が曖昧。」と指摘。さらに「セクハラ問題などを扱う情報番組の司会もやっていた中で、”その間の彼の心中はどうだったのか”」と疑問を呈した。
その疑問点を明らかにすべく、山口の記者会見に出席したという中村。ところが、会見場では「僕のような部外者は質問ができないような雰囲気だった」と明かした。また、記者から山口への質問が飛び交っていたが、核心をつく質問になると、「被害者の人権を守るためにもこれ以上の質問はしないでください。」と事務所担当の弁護士が現れ、遮られてしまったという。
こうした話を受けてパーソナリティの垣花正アナウンサーは「やっぱり”謎”を残しておくと、みんなが想像して話題が盛り上がってしまうんですよね。」と、全てを会見で明らかにすべきだったと指摘。その意見に中村も同調し、「結局、山口さんの言葉で取り上げられたのは、”もし戻れるならTOKIOに戻りたい””今は(お酒を)飲まない”という事だけでしたね。」と最後まで具体的な真相が明らかにならないまま、ジャニーズ事務所と契約解除となってしまったことを残念がった。
最後に中村は「これだけは言っておきたい」と前置きした上で、「山口さんをかばっているのか、それともTOKIOをかばっているのか分かりません。被害者の女子高生が、のこのこ夜8時に男性の家に遊びにいくのがおかしいと批判される方がいるが、それだけはやめていただきたい。一番弱い立場。しかもまだ未成年の子供ですから、我々が守っていかないと、二重の悲劇になってしまう。」と訴え、被害者女性を気遣った。
垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 8:00~11:30
番組情報
ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!