5月6日(日)、ニッポン放送「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」が放送され、パーソナリティの朝井リョウが、友人だという音楽ユニット・Creepy NutsのDJ松永にまつわる“問題点”について語った。

先日、ゴールデンウイークらしく完徹をしたという朝井。出さなければならない短編小説の原稿の締切をオーバーしてしまい、徹夜で書き上げたのだという。

締切を過ぎてしまった理由は２つあり、１つは、執筆する原稿が40枚程度で朝井にとっては楽しくなれば短期間で書き上げられる量だったため、別な作業を優先していたからとのこと。そのためギリギリまで置いておいたが、いざ執筆を始めてみると90枚にまで膨らんでしまい、予想以上に時間が掛かってしまったのだそうだ。

そして２つ目の理由は、プライベートで交流があるというCreepy NutsのDJ松永と2人で遊びに出掛けてしまったからだという。今年4月にメジャーデビューアルバムをリリースし、オールナイトニッポン0(ZERO)のパーソナリティにも抜擢。さらに全国ツアーも決定し、今確実に波に乗っているCreepy Nutsだが、そのメンバーであるDJ松永と、なぜかファミレスで待ち合わせをしたのだそう。

以前も番組の中でDJ松永の話をし、「２人とも声が大きいため、周りに（Creepy Nutsだと）バレてしまう。」ということを問題点として挙げていた朝井。それにも関わらず、若者たちも集うファミレスで待ち合わせをしたことに高橋はすかさずツッコミを入れたが、今回、DJ松永にまつわるもう1つの問題点が明らかになったという。

朝井：彼のもう１コの問題点はね、どこへ行くにも100％衣装で来るのよ。ガッチリのスーツ。

高橋：マジで～？バレるわ！

朝井：あっ！と思って、その状態で来るのかもしれん…と思ったら、カランカランってドアの開く音がして、遠くから、PVからそのまま出てきた状態でファミレスを闊歩するDJ松永が（笑）

高橋：隠せよ～！（笑）なんで？こだわり？

朝井：本人に言わせると、「私服にテレビに出ている」という防衛なんですよ。私服でテレビに出ているんだから、この格好で普通に歩くじゃん？ていうことなんですよ。

高橋：まぁまぁ、言いたいことは分からなくはない。

朝井：私も声でかいし2人とも声でかいんで、私たちがワッて盛り上がると、すごく視線が集まるのが分かるんですよ。

高橋：ヤバ…それは場所変えたほうがいいかもね。

朝井：怖くなったから、ちょっと早めにお店を出たんですね。で、お店出て次の目的地に行くときにも気づくことがあったんだけど。

高橋：うん。

朝井：彼は、カバン持たないんですよ。

高橋：まぁ男の人だとたまにいますよね。

朝井：でもそれをね、衣装でやるとね、もう街ブラロケなんですよ。完全に（笑）

高橋：確かにそうだね…。

朝井：不自然なの。スーツもちゃんとしたやつだから、それで手ぶらで街を歩かれると、もう（アンジャッシュの）渡部さんなんですよ、『王様のブランチ』みたいな。もうグルメロケしてる人なのよ。

高橋：カモフラージュせーや…。

朝井：それでも本人は、「私服で来ている」って言い張るんですね。

高橋：でもこれはね、あるときにやめるよ。私はAKBのときに、ずっと“リボンを付ける”ってことをやってたんですよ。

朝井：あっ！同じような状況じゃないですか。

高橋：プライベートでも、学生服でリボンを付けるってことをやってたの。

朝井：わ～すげー！同じじゃん、マジで。

高橋：最初は全然気にしてなくて。だけどあまりにバレ始めると、自分の私生活に支障をきたすようになるわけよ。「買い物しにきました→バレます→声を掛けられます→人が寄ってきます→そこに居られなくなります」って。それで徐々に見つかることがちょっとイヤになってきて、「リボンをハズそう」って。

朝井：その羞恥心がどこで来るかだよね。最近よく行くラーメン屋で、３曲ぐらい連続でCreepy Nuts掛けられたんだって。それでもやめないのよ（笑）じゃあ何でやめるんだろうなと思って。

高橋：でもそういう人はね、自分で気づかないとやめないよ？私も（友達に）すごい言われたもん、「リボン付けて渋谷来ないで」って。

朝井：じゃあ言い続けたほうがいいね。

“私服”にこだわるあまりバレることを恐れないDJ松永に、ヒヤヒヤしながら過ごしたという朝井。そうした出来事があり、ちょうどその分原稿の提出が遅れてしまったのだといい、遅れた原因がさもDJ松永のせいであるかのように語っていた。そしてその話を受けて高橋は、TOKYO FMで自身がパーソナリティを務める番組のイベント『高橋みなみのこれなに？フェス！！2018』にもCreepy Nutsが出演することを最後に一言付け加え、抜け目なくアピールをしていた。