5月2日（水）、俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるインターネットラジオ『敦士のオールナイトニッポンｉ』第40回が配信され、敦士おすすめの「今からでも行ける最適なお出掛けスポット」が紹介された。

番組配信時はゴールデンウィーク真っ只中ということで、その過ごし方について触れた敦士。
「既に予定が決まっている人も多いと思いますが…」と前置きしつつ、そんな中で特に予定が決まっていない人に向けて、今からでも行けるおすすめのスポットがあると切り出した。それは先日仕事で行った場所で、普段ほとんど行く機会のない意外なスポットなのだという。

そのスポットとは、“吊橋”。お金が掛かるわけでもなく、日本全国いたるところにあるため、ちょっとしたお出掛けに最適なスポットだと敦士は話した。

敦士が以前行ったのは、静岡県の大井川に掛かる塩郷の吊橋。長さは220メートルほどで、数字にしてしまえばどうということはない距離だが、いざ渡り始めると全然着かないのだと敦士は語る。吊橋の上は風が吹き荒れてとにかく怖く、一歩踏み出した瞬間から、もしかしたら落ちるかもしれないという恐怖心に襲われ、向こう岸までの距離がとても長く感じるのだという。

しかしその分、渡り切ったときの爽快感や達成感は物凄いのだそうで、「普段の生活でなかなか感じることのできない感動を、味わうことができる。」と絶賛。また、渡っているときも、心地良い風で邪念が飛ばされ浄化されながら歩いている気がしてすごく気持ちいいのだと、敦士はそのときの感覚を思い出しながら語った。

敦士が渡った塩郷の吊橋は、全国の1200の吊橋を渡っているという吊橋のスペシャリスト（通称・ツリバシスト）の大嶽雅博氏イチオシの橋とのことだが、大嶽曰くこの場所はパワースポットでもあり、これまでに案内したタレントたちは軒並み運気が上昇しているのだという。また、不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対し恋愛感情を抱きやすくなる“吊り橋効果”と言われる現象も、実際に起こっているのだそうだ。

また、この塩郷の吊橋は、通常の吊橋では味わえない感動がある特別な場所なのだそうで、実際に渡った感想を敦士は語った。

「塩郷の吊橋って、民家の上を通るんですよ。普通川の上だけだと思うじゃないですか。
そして下に国道が走ってます。そして線路があって、その次に河原があって、川があるんですよ。その線路も、大井川鉄道なんで、時間によってはSLが走るんですよ。自分の股の下をSLが走っていくんですよ。あれは気持ちいいもんですよ！男の人なら分かると思うんですけど、子供の頃、うんていの上を立って渡りませんでした？あのときの、股のスースー感！スースー感がすごいんですよ（笑）だって、何両もある鉄の列車が下をブワ～って通っていくんですもん、煙吐きながら。めちゃめちゃ気持ちいいから、ほんとに！あの爽快感は味わってもらいたいなぁ。時刻表見れば列車の時間分かるから、あれはちょっと体験してほしいですね～。」

こうした体験を経て、これまでほとんど渡ったことのなかった吊橋に魅力を感じるようになったという敦士。吊橋はこの場所のみならず全国にあり、それぞれの風景や達成感が味わえるパワースポットということで、「近くに吊橋ないか探してみて、あったらぜひ渡ってみてください。すがすがしい達成感が味わえます！」と最後に改めてプッシュした。

このエピソードの全貌は、『敦士のオールナイトニッポン40回』で聴くことが出来る。

＜番組概要＞
番組名：敦士のオールナイトニッポンｉ
パーソナリティ：敦士
第40回URL：https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_atsushi_040