高橋みなみ失笑? 直木賞作家が警戒する、取材現場に潜む「罠」

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6月10日(日)、ニッポン放送「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」が放送され、パーソナリティの朝井リョウが、雑誌の撮影やテレビ収録の前に聞かれる「メイクしますか?」の質問が、どう答えても恥をかくことが決定している“罠”だという独自の思考を展開した。

高橋みなみ失笑? 直木賞作家が警戒する、取材現場に潜む「罠」

風邪を引いて体調が優れない状態が続いているという高橋。そんな高橋を心配するマネージャーの行動を見て、事務所に所属せず個人で活動している朝井は、改めてマネージャーがいることの良さを感じたという。

また、雑誌の撮影やテレビの収録などでは、事務所に所属しているタレントには専属のメイク担当が付くケースが多いが、それについても羨ましさを感じるのだそう。通常、撮影や収録などの場合、専属がついていなくても現場にいるメイク担当から「メイクしますか?」と聞かれ、行うか否かを自分で選ぶことができるが、朝井曰く「メイクしますか?」の質問自体が、“どう答えても自らの負けが確定している質問”なのだという。

朝井:仮に、テレビの収録があるとします。

高橋:そのとき(メイクさんが)付かない?

朝井:テレビ局のメイクさんっているじゃん。その人に「メイク要りますか?」と聞かれて、「回答A:じゃあお願いします」って言ったら、「へぇ~要るんだ」って思われる。

高橋:そんなの別に思わないよ(笑)

朝井:「小説家なのに、ちょっとでもいい格好でテレビに出たいんだ…」って思われます。

高橋:そんな人いる?

高橋みなみ失笑? 直木賞作家が警戒する、取材現場に潜む「罠」

朝井:「回答B:メイク要らないです。」って答えると、「へぇ~なくても出られるって思ってるんだ、自分のこと」ってなる。

高橋:(笑)

朝井:「洗わくても食べられる野菜っていうくらい、自分のことを素材がいいって思ってるんだ~!」って思われます。

高橋:誰なの?それは。

朝井:AもBも泥!ウルトラクイズでAとBがあって、バーンって飛び込んでいったら一続きのプールがあって、どっちに飛び込んでも泥だらけになる、みたいな。

高橋:どっちに飛び込んでも泥だらけになるならさ、してもらえばいいじゃん。

朝井:……うわ、ほんとだ。……衝撃(笑)

高橋:衝撃(笑)

朝井:そっか、どっちも恥かくけど、より恥かく方を、今まで私は選んできたってことですね。

高橋が発したもっともな意見に、ぐうの音も出ない様子の朝井。しかし、改めて高橋からメイクをしてもらうかを聞かれると、やはり自分の顔を整えることで人の目を引こうとするのは無理だと頑なに拒否していた。

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