サガン鳥栖 フェルナンド・トーレスが“貴公子”と呼ばれる理由
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「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月20日放送)では、サガン鳥栖への移籍が決まったスペインのスーパースター、フェルナンド・トーレスを取り上げた。
ワールドカップロシア大会のため、およそ2か月間にわたって中断されていたJ1が一昨日再開されました。リーグ後半戦、なんと言っても注目は、スペイン代表で活躍したスーパースターの2人。ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手、そして先日、サガン鳥栖への移籍が決まったフェルナンド・トーレス選手です。
トーレスは、1984年、スペイン・マドリード生まれの34歳。スペインの強豪クラブ、アトレティコ・マドリードの下部組織から実力を認められ、2001年、16歳の時にトップチームに昇格しました。以後、リバプール、チェルシー、ACミランといったヨーロッパのビッグクラブでプレー。UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグなど数々のタイトルを獲得しています。スペイン代表としては、110試合に出場し、38得点。2010年のワールドカップ・南アフリカ大会では優勝も経験。抜群のスピードと決定力を誇る、世界屈指のストライカーの一人で、「エル・ニーニョ」=神の子の異名を持ちます。
輝かしいキャリアを築いてきたトーレスはプレーだけでなく、身長185cmのモデルのようなスタイルと端正で王子様の様な甘いマスクで女性人気も抜群で、「貴公子」と称されることもあります。
昨シーズン限りでのアトレティコ・マドリード退団、海外の多くのクラブが獲得に動くなか、サガン鳥栖への移籍が初めて報じられたのは5月上旬のこと。一時は交渉決裂も報じられましたが、2か月後の今月10日に移籍が公式に発表され、その5日後の15日に来日。羽田空港ではおよそ80人のファンが出迎え、トーレスは気軽にサインに応じる“神対応”を見せました。
推定年俸8億円、背番号は代表とクラブで長年着用した「9」。現在、サガン鳥栖は、J1で17位と降格圏内にいますが、会見でトーレスは、
「僕にとっては大きな挑戦。クラブの目標に貢献し、より上を目指したい」
と意気込みを見せています。早ければあさって日曜日、ホームで行われるベガルタ仙台との試合でデビューとなります。鳥栖のピッチに立つ神の子に注目です!
飯田浩司のOK! Cozy up!
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