サッカー日本代表のプレーは『盆踊り』のようだ!
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「草野満代 夕暮れWONDER4」(7月18日放送)に、スポーツジャーナリストの増島みどりが出演し、『サッカー日本代表の…ミライは!?』を解説した。
【○○年ぶり という言葉が多く使われたFIFAワールドカップ】
増島)今回のロシアW杯は、いろんな意味でも歴史的な大会になったと思います。たとえば、決勝をみても、フランス代表の19歳のエムバペ選手がゴールを決めたりしましたよね。
さらに、わたしが思うのは、今回のFIFAワールドカップは“何年振り”という言葉がものすごく使われましたよね。
たとえば、フランスは20年ぶりの優勝、クロアチアは20年ぶりのベスト4進出…などなど、決して新しく出てきた国ではないんですが、何十年もかけて、いい成績を残した国が多くみられました。つまり、FIFAワールドカップで、問われていることは“忍耐力”なんですよね。
【今大会は日本代表にとって、どうだったのか?】
増島)20年前、FIFAワールドカップに初出場した日本が、今大会でこういった結果を残したことは、世界的にみても非常に高い評価を受けています。
さらに、過去2回、日本代表はベスト16に進出していますが、いずれも、決勝リーグで得点を決めることができなかったんです。今回、2得点決めたということは、初めてベスト8に手がかかったのでは、と思いますね。
【日本代表のサッカーは“盆踊り”!?】
増島)今回の日本代表のサッカーはどういうものか、考えてみたんです。例えばイングランドの選手はほとんどがプレミアでプレイしている選手ばかり。そういった中で、日本代表のプレイを見ていると、実に個性的だな…と。今大会、活躍した乾選手と柴崎選手は二人とも、スペインでプレイしているんだけど、レアルやバルセロナではない、バスク地方。そういった環境でプレイしているので、日本代表の選手はひとりひとりが独特な味を持っているんです。
この例えが適切かどうかわからないんですが、他の国の選手がボリショイバレーをやっているときに、日本代表は“盆踊り”やってるみたいな。
草野)すごい表現ですね(笑)
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)