FIFA ワールドカップ 長谷部選手、西野監督のカタールへつなぐ「心に沁みる言葉」

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「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月6日放送)では、今回の2018 FIFA ワールドカップロシアでの長谷部選手らの記者会見から印象に残る2つの言葉を選び、解説した。

西野 朗 監督 長谷部 誠 会見 サッカーロシア W杯 2018 日本 代表 ワールドカップ

【サッカーロシアW杯2018】会見で話す日本代表・西野朗監督、(左は、長谷部誠)=2018年7月5日午後、千葉県成田市 写真提供:産経新聞社

 

飯田)2018 FIFA ワールドカップロシアから帰国後の記者会見で印象に残る言葉を、現場で取材をした新行アナウンサーに選んでもらいました。

新行)2つ選びました。まずは長谷部選手のこの言葉をお聞きください。

長谷部)このように皆さまに期待されない状況、この雰囲気を絶対にひっくり返してやろうとチームのなかで話していました。今回、こうして皆さまの期待をもう一度取り戻せたので、「やってやったぞ」というような気持ちもありますし、皆さまの厳しいお言葉がこのチームにとっては力になったのだと思います。

飯田)この言葉は随所に出ていました。

新行)会見のいろいろなところでこの言葉は出てきました。

飯田)皆さん、おっしゃっていましたね。

新行)この記者会見には田嶋会長と西野監督と長谷部選手3人いらっしゃいましたが、全員が「期待されないなかでのワールドカップだった」と話されていました。でもそれが力にもなったとも話していました。続いて、西野監督の言葉です。

西野)ベルギー戦終わった後の、倒れ込んで背中に感じた芝生の感触、そして見上げた空の色だか、感じだか…それを忘れるな。
ベンチで座っていた選手の、あの居心地の悪いベンチのお尻の下の感触を忘れるな。

飯田)これはスゴイこと言っているなと思いましたね。「ベルギー戦が終わった後に選手にどんな言葉をかけましたか」という質問に答えたものです。
西野監督の退任というのはこの会見の最後に「7月末まで」ということが発表になったので、この時はまだ記者たちにも続投かどうかということは明言されていませんでした。そう考えるとこの言葉は西野監督の最後の言葉だったのですね。答えるまで少し間が空きましたからね。

新行)西野監督が「今回のロシアワールドカップはブラジルで悔しい思いをした選手の支えも大きかった」と話されていたので、この言葉を聞くと、ベルギー戦で悔しい思いをした選手がまた次のカタールにつながっていくのだと思いました。

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