日韓アイドルの実力差に、AKB48グループメンバーが驚愕
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9月5日(水)深夜放送のラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、韓国のオーディション番組「PRODUCE48」で活躍した宮脇咲良(HKT48)、宮崎美穂・竹内美宥・中西智代梨(AKB48)、山田野絵(NGT48)の5人が生出演。過酷だったというプロジェクトを振り返り、韓国の練習生らの鍛え抜かれたパフォーマンスが話題に上がった。
「PRODUCE 48」は韓国の大人気オーディション番組「PRODUCE101」とAKB48グループがコラボし、今年6月から8月まで放送されたオーディション番組。日韓の参加者96人が、グローバルガールズグループIZ*ONE(アイズワン)のメンバー枠を目指してオーディションを行い、選抜は“国民プロデューサー”と呼ばれるファンが投票。8月31日の番組最終回では、IZ*ONEのメンバー12名が決定し、日本からはHKT48・宮脇咲良、矢吹奈子、AKB48・本田仁美の3人が選ばれた。
番組は6月から始まったが、オーディションは4月から始まっており、番組冒頭から宮脇は「本当に過酷な4カ月でした。もう、辛さを通り越した辛さで、言葉に言い表せない」と振り返った。韓国のアイドルは、事務所の厳しい下積みや過酷な育成システム、ダンス・歌・語学の徹底した教育を経てデビューのチャンスが与えられるが、日本のAKB48グループのメンバーたちは、今回のプロジェクトで韓国の練習生たちの実力を目にして衝撃を受けたという。
宮崎美穂:初回の放送でみんな経験したけど、A~Fまでのクラス分けをされて
宮脇咲良:あれはヤバい!
宮崎:歌やダンスを先生に見てもらって能力ごとのクラスに分けられたんですけど。どうでした?
宮脇:私はAクラスで
宮崎:すごいよね
宮脇:でも韓国の人たちが本当に凄くて、『終了だな……』って思ってしまった
宮崎:『引き返す方法を考えよう』って思った
宮脇:(韓国のパフォーマンスを見て)日本人の皆で目を合わせながら『やばいやばい』って感じになっていたけど、あの雰囲気を(山田)野絵ちゃんが断ち切ってくれた
山田野絵:日本人で最初にオーディションを受けて、私はCクラスでした
宮崎:そのクラス分けがあった後、グループバトル、ポジション評価バトル、コンセプト評価バトル、投票が3回あって最終選抜者発表でしたが、どうだった?
宮脇:『ネッコヤ』(「PRODUCE48」のテーマソング)の日本語と韓国語バージョンを覚えるのが本当に大変で。放送ではシュンって終わったけど、本当は3日間にわたっていて
宮崎:一睡もできなかった。『ネッコヤ』は3日間くらいの練習期間があったけど、化粧を落とす暇もなかった
宮脇:ええー!?
中西智代梨:時間なかったですよね
宮崎:私は一度日本に帰ったこともあって、時間に追われ過ぎていて
宮脇:あの3日間、本当に壮絶でしたよね。日本人に会ったら泣いちゃうくらいだった
日本のメンバーたちは、韓国のアイドルの鍛え抜かれたパフォーマンスを見せられ、さらに語学の壁もあり、同じ日本人に会っただけで感情が込みあがり号泣していたという。その後も「PRODUCE48」の振り返りトークは続き、一番辛かったこと、参加してから変わったこと、仲良くなった韓国のメンバーについて明かしたほか、IZ*ONEとして選ばれた矢吹と本田の音声コメントも紹介。
番組後半には、“再度「PRODUCE48」のような企画があったらエントリーをするか?”という話題もあがったが、「もちろん参加する!」という意見ばかりではなく、「覚悟がないと参加できない」という切実な意見もあった。