オリラジ中田敦彦が語る、TikTokに秘められた可能性

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毎週水曜日午後6時から放送のニッポン放送「オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium」。2時間半にわたる“本音”トークの中から、allnightnippon.com編集部が厳選した内容を、中田敦彦の“熱い語り”そのままに、毎週お届けする。

「オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium」今週の“中田論” 第2回(10月10日放送分)

前回(https://www.allnightnippon.com/news/20181007-30781/)、バーって喋ったじゃないですか? で、結局皆さんのこの集合知っていうんですかね。色んな人が集まって、俺にワーワー言ってくれるのがすごい良くて。

もちろんね、あのすごい感銘を受けてくれてる人とか、応援して、買ってくれた人も凄い嬉しかったんだけど、「もっとこうすべきなんじゃない」とか「引っ掛かった」って人もいっぱいいるわけですよ。そん中でまあ大半の反論は「まあまあまあいいや」ってみんな流してたんだけど、バッと、ひとつ引っ掛かったのもあって。

要するに、あの「Instagram」をちょっと言ったらセクシーな目線で見る。”Instagramエロ本論”みたいな。これちょっとなんかネットニュースか何かにもなったんだけど。

要するにあのfxxkingrabbitsさんの「Smoking kills」っていうものが、非常に上手くInstagramを使っていて。

それはあの、Instagramが女性のターゲットのものだという風に俺は思い込んでたけど、実は男性ニーズもあってその「オシャレなエロ」をなんだろう、カッコよく見れる、はしたなくなくフォロー出来てっていうのが、実は男性に訴求力があってそこには商品を売る事は出来るんだ、という、

「インスタグラムの男性ターゲット利用法について俺は学んだぞ」っていうことでそれをやるんだつって。インスタグラムの幸福洗脳(中田がプロデュースするTシャツブランド)のアカウントはエロカッコいい感じにしてるわけなんですよね。

それを受けてのツイートがあって、「いや中田の言ってる事わかるけど正直”インスタグラムエロ本論”ちょっと遅いんじゃない」って言われたの。えっどういうこと? って思って。「今エロい奴はTikTok見てない?」って言われたの。

「マジか」って。俺、正直TikTokあんま見てなかったんですよ。恥ずかしながら。周りの、なんか藤森とか相方とか、(RADIO FISHの)メンバーとか、Show-heyとかが見てて
「はーん。流行ってんだね」って思ってたけど「まあまあまあ、ちょっとなー」とか言って見てなかったんですよ。

見たのよ。衝撃喰らったわ。ごめんね、これ聴いてて「お前中田そこで衝撃喰らってんのか、遅えな」って言う奴もいるかも知れないけど、もう一回言うけど、これ30代の男に向けて送ってるから。30代の男ってこれくらいのスピード感だからな。知っとけ。

TikTok見るわけですよ。これね、びっくりしたのが、TikTokってダンスを…… 要するにまあ、全く知らない人に説明すると、15秒くらいに切り取られた音楽がいっぱい並んでて、それに当て振りでダンスとかポーズとかして動画をアップできる、動画コミュニケーションサービスみたいな、こんな感じだよね。SNSみたいなフォロワーとか付くわけですよ、人気になったらね。15秒で、なんかえっと指定の曲になんか振り付け付けて自由に。それで人気が出るか出ないか、みたいなメディアっていうのが言ったら表向きなんですよ。

ところが蓋を開けたらどうなってるかってことなんですよ。蓋を開けたらね、これはゴリゴリに男受けの女の子が集まってるメディアなんですよ。

これね、流行ってるのが、いったらまあ「簡単に踊れる」とか、4つくらいに分類できるんですよ。簡単に踊れる系。「め組の人」。「め組の人」の倖田來未バージョンの倍速のやつ。「いなせだね~夏を連れてきた人」みたいな。「走るよ、メ!」っていうのは、腕を1回2回3回4回上げてピースを出すだけだから超簡単にできるやつね。そういう簡単な振り付けをまねるパターン。これがまあ正当な一番正当なパターン。

で、もうひとつがが結構難しめのダンスもあるんですよ。今なんかシャッフルダンスも流行って。シャッフルダンスってあの2011年に、LMFAO(エルエムエフエーオー)っていう海外のアメリカのEDMユニットが、「Party Rock Anthem」って曲で流行らせたダンスなんだけど。

それのトレンドって、もうだいぶ過ぎたのに、今TikTokの中で流行ってんですよ。まああの、わかるひとにはわかるかもしれないけど、いったらちょっとトリッキーなランニングマンの後に、チャールストンていう足を組み替える動きを混ぜるような。だからシャッフルダンスだと思うんだけど。それとかを使って階段を上るとか、流行ってたりするんですね。だからガチダンス系。

簡単に真似できる真似ダンス系とガチダンス系があって。でもう1個が、あの、やってみる系というか指示される系。全力なりきりとか、なんだっけ。全力顔とか全力まるまる顔とか。えっと、言いなり選手権ってあるんですよ。言いなり選手権が一番なんだけど、「右 左 こっち見て ピース」みたいなやつがあるんですよ。要するにそれって何を指示されるかっていうと、そのあと「セクシー、ぶりっこ、あざとい、なんとか、う~んドッカン」みたいなやつなんですよ。それってもうね 男がかわいい~って思うような、あざといポーズの集大成を15秒で連続で見せるってやつ。

これ、「うわー!」って思ったのはそれを女の子がガンガンやるの。「え、なんでやるの」って思うかもしれないけど。本当はこういうのに向いてる、要するに男受けの女の子って一杯いて、でもそれがInstagramでは迫害されてきてるんですよ。Instagramって自虐の文化なのね。

いったらハッシュタグで言い訳めっちゃするんですよ。リア充っぽい写真とかオシャレな写真あげたあと「#似合わなすぎw」みたいな 「#このあと店員さんになになにですか?といわれてしまう私」みたいな「#とか言いつつ初めてのハワイ」みたいな。

なんかそういうエクスキューズ一杯付けながら、「いや、これ、モテようとしてないですから」っていう。要するにさっき言った『ヒルナンデス』で、女性が集まる時、女性は女性に嫌われないコーデしていくみたいな事と通じるもので。女の人が多いから、ここは男に媚びてないですよ、ってのを、全力でやるわけですよね。やっぱその渡辺直美とか水原希子ちゃんとか、そういう人たちってのは男に媚びてないぞ、っていう。ゆっきーなとかもそうでしょ。みんな男に媚びねえぞ、なんですよ。

でも、男に媚びるってのいうのも凄い大切な才能で。それで生きている女性もいっぱいいるわけなんですよ。「モテたい!」「モテ力で行くんだ!」そんな女性たちがInstagramの迫害から、今、一気に解放されてTikTokという、もう新天地で大爆発を起こしてるんですよ。面白いぞ、TikTokは。なめちゃいけないね。

あとね、TikTokを見誤って参加したらもう火の車ですよ。あんなところで、おじさんが動画投稿したら、ほんとにもう惨憺たるものだよ。やめてね。ガールズバーのカウンターの中におっさんが入ってるようなもんなんだからね。「やめろよお前」っていう。「僕がカクテルを作りましょうか」なんつって、ガールズバーのカウンターにおっさんが入ってきて、タキシード来ちゃって、蝶ネクタイつけて、「おい出てけ、出てけ、出てけ、そういうバーじゃねえんだ。ガールズバーっつうのは。」「何だ急にウイズキーをよぉ うんちく語り出して」みたいな。「おっさん入ってくんじゃねえよ」って時なんですよTikTokって。めちゃくちゃ若い女の子がゴリゴリの男受けをしてる。

これはね……それを結構見るんですよ。これね、面白いのがまだYouTubeとかと違って広告があんま入ってない。何でかっていうと広告しづらいのよね。今、もうYouTuberって普及しすぎて、動画の内容も広告だし、その合間にも広告流れるでしょ。広告の合間に広告流してるみたいな感じで。

言ったらインフォマーシャル(ひとつの商品を時間をかけて紹介する広告。商品を使用した実験や、体験者の感想などを盛り込んで構成されるコマーシャルメッセージ)なんですよ、結局は。結局はさあ、ガジェットを紹介する人も、何かおもちゃを紹介する人も、ゲームを紹介する人もみーんな商品のタイアップ付いてるたりする訳なんですよ。もしくは商品のタイアップ狙い。

だから…でもね、それは(その商品について)喋れるからなのよ。「これね、面白いでしょ」って言える。TikTokってたった15秒しか無くて。しかも音源決まってるのよ、喋れない。CMに向いてないんだよ、ね。しかもファッションを売るには女の人に売った方が、インスタの方が良いじゃん。だから(TikTokは)男が見てんだよ。可愛い女の子が見たくて。

男に売る商品で、喋んなくても伝わって、そんでドアップだよ、みんな。言いなり選手権だったら、顔とバストアップしか映んないんだよ。どんな商品が売れるんだよ? え、待てよ。待て待て待て待て待て。男受けで、バストアップで、言葉要らなくて売れる商品…ってそれ「幸福洗脳T」やないかい。これやないかい。と思って。ブルーオーシャン広がってたぞ! 俺は大海原を見たね。吠えたよ。ここだ。って。

「Instagram遅い」って言ってくれたやつありがとう。俺は今TikTokerにガンガン声かけてます。

でもね、TikTok見て思ったのが、男受けの、その中で輝いてるのがニューウェーブのグラビアアイドルとかだったりするんですよ、結構。俺たちの時代のグラビアアイドルって言ったらまあイエローキャブとかさ、小池栄子さん、みたいな MEGUMIさんみたいなさ、ほしのあき、みたいなさ。そういう人たちの全盛があったじゃない。熊田曜子さんとかさ。うわーって(グラビアブームが)あったあとに、AKBブームがガーン来て。もう何もかもがそれに飲み込まれて。言ったら水着の女の子たちってのは表紙からも追いやられちゃったじゃん。

ただ俺思うのはニューウェーブ系のグラビアアイドル来るよ。何でだと思う? 俺はね、「うわー、これ変わるぞ」って思ったのが、TikTokが言ったら全く新しいエロ本になるよっていう話。でそこにCMを打てる商品を見つけた奴が勝つよって話。それまだやってないね。TikTok自体がやっぱりどれくらい広告効果があるのか、何が売れるのかっていうのは結構難しいんだと思うんですよ。

だからそこで、んー、これまだ俺、今からだからわかんないけど、TikTokerにTシャツ着てもらって、男受けの商品を売るっていう実験だよね。これやってみて、また対照実験していきたいんだけど。

その、なんでグラビアの子これから来るかな、と思ったのは、そこのね、言ったらTikTokですごい人気のある子たちってのが、結構その、「もうちょいでいく」みたいなグラビアの子が多いんですよ。あとコスプレイヤーとか、あと本当に若い子。10代の地方の若い子とかいっぱいいるんですよ。「へ―、こんな子いるんだ」みたいな。

グラビア見て思ったのは、表紙、最近グラビアの子ちょっと復活してきてんですよ、コンビニで。何でかっつったら、めちゃくちゃえげつない露出してるんですよ。とんでもない形の水着を平気ですげー可愛い子が着てたりする。で、俺それびっくりして。でもそれっていや、熊田曜子さんとか、あの頃ってそういうのあったじゃないですか?

あれ俺らなんで見てなかったの? 「坂道」ブームだよ。「坂道」ブームで表紙全員坂道になったんだよ。「坂道」の子、そんな脱いでくんねえんだよ。清楚系なの。で、みんな可愛かったんだよ。可愛いじゃん。だからみんな表紙なんとかそれで満足してたの。

でもね。いよいよ俺たちが飢えてきた。ただただ露出してる事が来るよ、次。だからニューウェーブグラビアとTikTokに訴えかけりゃ、「幸福洗脳」は売れる。俺はそう思ってる。

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