酒を愛したフランク・シナトラが息子に語った“大人の飲み方”

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「高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク」(10月20日放送)では、酒をこよなく愛したフランク・シナトラの名言を紹介した。

映画『夜の豹』(1957年)より(フランク・シナトラ - Wikipediaより)

『マイ・ウェイ(My Way)』『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me to the Moon)』などの名曲で知られる、20世紀の音楽シーンを代表するシンガー、フランク・シナトラ。

お酒というものはまことに素晴らしいものですが、飲み過ぎはよろしくありません。
ところがシナトラは、お酒の話題になると、こう言ったのだそうです。

「たしかに酒ってのは、人類にとって、最大の敵かもしれない。
でも、聖書はこう言っているじゃないか。『汝の敵を愛せよ』、とね」

なかなかシャレたセリフだと思いませんか。
さて、そんなシナトラの息子が、成人を迎えたときの話です。
「おい。酒を飲みに行くぞ」
シナトラは、ビシッと着飾って、いきつけのバーに、息子を連れて行きました。
もちろん、親子で酒を飲むのは、これが初めてのことです。

シナトラと息子は、カウンターの止まり木に、横ならびに座りました。
「マスター。息子が飲めるようになったんだ。キツいのを、2杯頼むよ」
やがて、マホガニーのカウンターに、グラスが2杯、運ばれてきました。

このとき…カウンターの上を、小さな虫が這っていたのです。
するとシナトラは、その虫を手でつまみあげまして、自分のグラスにチャポーンと入れて、一気にグイッと飲みほしてしまったのです。
あっけにとられる息子に向かって、シナトラはこう言ったのだそうです。

「息子よ(マイ・サン)。ときには、苦い酒、マズい酒を、平気なふりをして、飲まなきゃいけないときがある…。それが、大人の男だ」

このときの小さな虫。たまたまカウンターにいた虫なのか。
それとも、シナトラが、前もってポケットに忍ばせていた虫なのか…。
いまも、謎のままだということです。

高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30

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