マリリン・モンロー「シャネルの5番」発言には続きがあった!?
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「高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク」(10月9日放送)では、「ラジオにまつわる有名人の名言」としてマリリン・モンローのエピソードを紹介した。
アメリカのセックスシンボル、女優のマリリン・モンロー。
彼女の名言といえば、誰もが、あの言葉を思い浮かべることでしょう。
ある会見で、記者から「あなたは、なにを着て寝ているのですか?」という無粋な質問を受けまして、「シャネル・ナンバーファイブ。(シャネルの5番よ。)」と切り替えしました。
このシャレたセリフは、もはや伝説となっていますが… 実はこの伝説には、続きがあるのです。
彼女が来日したときのこと。
当然、報道陣の質問は、彼女のお色気を引き出すたぐいのものに集中いたしました。
「ディマジオ夫人? あなたは、寝るとき、なにを付けているのですか?」
明らかに、「シャネルの五番」を引き出そうとするスケベ心です。
ところが、そうは問屋が卸しません。
モンローは、嫣然と微笑みながら、こう返したんです。
「私が付けるのは… ラジオだけよ。」
いまでも、マリリン・モンローと申しますと、「お色気だけの女優さん」と思われがちです。
でも、この当意即妙の切り替えしでもお分かりのように、実は、非常にクレバーな女性でした。
「世の男性が、自分をどう見ているか」「どうすれば、売れるか」すべて、分かっていたのです。
お馴染みの「ブロンドの髪」。本来の色は褐色です。あのブロンドは、染め上げたものです。
「モンロー・ウォーク」は、わざと高さの違うヒールを履くことによって生まれたものでした。
実は美だけではなく、明晰かつ柔軟な頭脳をも併せ持ってたモンロー。
まさに、「20世紀の恋人」にふさわしい女傑です。
高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30