ニッポン放送のラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー！」（10月29日放送）にて、無人コンビニについて特集された。

近年、電子マネーやICカードの普及により、現金を持たずに買い物をする人が増えている。そんな中、JR赤羽駅で画期的なコンビニの実証実験がスタート。赤羽駅の5、6番ホームに店員の居ない無人のコンビニが設置されたという。アメリカのシアトルでは今年1月、アマゾンが「アマゾンGO」という無人ストアを先駆けとしてオープンしており、日本もそれに続く形で実証実験を始めたとのこと。

赤羽では、10月17日から、AI（人工知能）を活用した無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を導入し、実証実験がスタート。飲料、菓子などおよそ140種類の商品を販売している店内で、カメラが客の動きを追跡。手に取った商品を認識し、購入額の計算から決済までを自動で行っているという。お客さんが品物を棚に戻す動きもAIで認識できるとのこと。入店から購入までの流れは、まずお客さんが入り口で交通系電子マネーをかざして入店。棚から商品を手に取り、決済ゾーンに向かうと、壁掛けディスプレイに商品名と合計金額が表示され、決済が完了すると出口ゲートが開く仕組み。万が一システムが認識した商品に間違いや個数の誤差があった場合は、ディスプレイを操作して手動で変更。万が一、バッグに商品を入れたとしても、購入する商品としてきちんとカウントされる仕組みになっている。

欲しい商品さえ決まっていれば、簡単に買い物が出来る超便利なシステム。実験中は誰でも利用可能で、一度に3人まで入店可能。期間は2か月程度で、平日のみ営業（10時～20時まで）している。最新のテクノロジーが気になった方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。

垣花正 あなたとハッピー！
FM93AM1242 ニッポン放送 月～金 8:00～11:30